『PEAK』というゲームをご存じでしょうか。最大4人で協力して山を登るだけのシンプルな協力ゲームですが、このゲームにはソロ登山ガチ勢が存在します。何を隠そう、私です。
筆者は友人がいないのでソロでの登山を繰り返しています。過去に30回の登頂を成功させ、全実績を解除、アセント7ソロ攻略済みで、総プレイ時間は85時間にものぼります。

本記事は、そんな自称『PEAK』ガチ勢による高アセント攻略記事です。これを読めば、きっとあなたもソロアセント7攻略が簡単にできる……はず?
※2026年4月28日のシードを用いてプレイしました。
そもそも、アセント7って何?
アセント7というのは、難易度システム“アセント”の最終段階にあたる高難易度モードです。

通常モードをクリアするとアセント1から順に開放され、数字が上がるごとにデバフや特殊ギミックが追加されていきます。そして最高難度であるアセント7では、以下の7要素がすべて有効になります。
落下ダメージの増加
空腹度の減りが高速に
アイテムの重量増加
山頂に発煙筒が出現しない
夜になると寒さダメージが発生
登攀時のスタミナ消費の増加
蘇生の制限
これらすべてを背負った状態で、山頂まで登りきらなければなりません。ここでひとつ重要なのが、ソロ登山では蘇生制限がほぼ意味を持たないことです。味方がいなければ蘇生する相手もおらず、自分を蘇生してくれる仲間もいません。つまり、アセント7で新たに追加される“蘇生制限”は、ソロプレイに限れば実質ノーダメージ。友達がいないことが功を奏しましたね。うれしいな~。
ソロ攻略における実質的な難易度差はアセント6とアセント7でほとんど変わりません。もちろん表記上は最高難度ですが、ソロ勢にとっての本当の壁はアセント6までに追加された要素たちでしょう。
とはいえ、高難易度であることは確かです。特にアセント5以降で追加される“夜”の存在が一気に攻略難易度を引き上げます。夜になると寒さでダメージを受けるというだけのシンプルな仕様ですが、これによって滅茶苦茶に行動を制限されます。

本作において1日は10分。そのうち夜の判定があるのは3分程度ですが、その間断続的に凍結ダメージを受け続けます。寒さを凌ぐ方法はいくつか存在します。初期スポーン地点にあるランタンを持ち歩き使用する、発煙筒を焚く、雪山エリアに生成される使い捨てカイロを使うといった方法です。ですが、どれも有限リソースだったり短時間しか使用できなかったりといった制限があるので、使えば使うほど後半の余裕はなくなります。
夜のうちは、いわばずっとスタミナに制限がかけられる状態なので、無理して登攀する判断が取れません。空腹という恒常的なリソース不足に追われながら、夜という時間制限にも対処する。アセント高難度帯は、この二重の圧力との戦いになります。

ほかにもアセント4以降では山頂に発煙筒が出現しないので、山頂にどうにかして発煙筒を持ち込む必要があります。初期スポーンである飛行機に確定で湧くので持ち歩けばいいですが、アセント3で追加されているアイテム重量増加が重くのしかかります。持ち歩けるアイテム数も1枠消費せざるをえないという点でも非常に厄介です。

こう並べると、操作精度よりも知識が重要であることがわかると思います。
そう、PEAKをやるうえで一番重要なのは、“知識”です。テクニックやルート構築もそうですが、要素を知っているかどうかで難易度は大きく変わります。例えば、食べられるキノコの見分け方やレアアイテムの挙動などといった細かい点を知っているか否か。こうした知識があるだけで、序盤の安定感から終盤の余裕もまるで違います。
では、実際の登山を通してどんな流れで山頂までたどり着いたのか。今回の登山を振り返ってみます。
さあ、登ろう。
今回のシードでは、海岸→熱帯→高山→カルデラ→火口のバイオーム構成。メサや深い森といった追加バイオームが来ていないので一番シンプルなシードでした。
登りやすくて助かりますね(^^♪
アセント7、事前に通常モードや新入りモードでルート構築だけ済ませておくのが楽なのですが、今回は完全初見登山がやりたかったので、そうしました。
まずは開始と同時に後ろへ下がってランタンと発煙筒を回収します。それ以外の落ちているアイテムは使わないので放置でいいと思います。重いし。箱を漁って、食料系アイテムは燃えている飛行機の残骸で調理しましょう。

登り始めて早々に「風船セット」を拾いました。うれしい!使用すると風船を背中に巻き付け、低重力になったり空を飛んだりするアイテムと思われがちですが、風船の強い点は実はそこではありません。何を隠そうこのアイテム、所持しているだけで総重量を下げてくれる効果があります。アイテムの重量増加のデバフが乗っている高アセント攻略において必須級のアイテムです。

順調に進んで海岸は難なく攻略。
次は熱帯です。2回ほど大規模な落下を経験しましたが、なんと無事。無敵ミルクや包帯などのアイテムを落下中に用いることで、ダメージを受けた後に即座に回復できます。ダメージを受けてからダウン状態に移行するまでに時間がかかるので、その間に回復できればそもそもダウンしないのでセーフです。落ちる!ってなった時にとっさに包帯を巻き始められるようになれば一人前かもしれませんね。ソロ登山においては。

夜の寒さを乗り越えるために1バイオームあたり7分近くで登り切って、セーブポイントのキャンプファイアで暖を取るのが一番いいのですが、久しぶりの登山ということもあってなかなか厳しいところがありました。ランタンをうまく活用して寒さに抗いましょう。
カルデラ以降はマグマのおかげで夜が寒くないのでそこまでランタンがもってくれると一番いいのですが、基本的に2バイオームを超えたあたりでランタン君は力尽きます。涙。
どうにかして3バイオーム目の寒さ対策を準備するか、爆速で登ってランタンをもたせる必要がありますね。今回は3バイオーム目がメサではなく高山だったので、使い捨てカイロが湧きます。それで何とか乗り越えられそうですね。
また高山には間欠泉があります。この近くにいると寒さが少し回復するのでそれも利用するとなお良いでしょう。高山で一度寒さによって力尽きましたが、気を失っても復活の可能性があるのがこのゲーム。必死に夜が過ぎるのを祈って待ちましょう。無事夜が明けたら凍結ダメージが回復して復活できる場合があります。

その後、食料も全然出ないし山に負ける!!!と思いましたがここで最強アイテム「お助けフック」です。簡単に説明すればこれはフックショットなのですが、まあ強い。大きな崖があっても余裕で飛び越えられます。挙動が少し変わっているのでなれないとダウン状態になって大きく落下、そのまま死亡もよくあります。気を付けましょう(3敗)。

カルデラは数こなせば難なく攻略できると思います。道中、鳥の巣とタマゴがあるので積極的に割りましょう。稀に焼き鳥が出てきて追加スタミナを獲得できます。タマゴ割ったら焼き鳥出てくるのだいぶグロくないですか?
さあ、カルデラを超えればあとは最後の難関。火口です。前述した落下中に包帯を巻くテクニックを用いてもマグマに落ちれば即終了。取り返しのつかないダメージを受けて終了です。ミスらずに慎重に、すべてのアイテムを使って登っていきましょう。

本記事を通して一番伝えたいことは“アイテム使用を恐れるな”という一点です。高難度帯に挑んでいるとどうしても温存思考になりがちです。「ここで使うのはもったいない!」「もっと危険な場面がこの先あるかもしれない!」「終盤までとっておいたほうがいいのでは……」
これ、全部間違いです。
なぜなら、今ある障壁を乗り越えなければそもそも未来の難所は永遠に到達しないからです。もちろん使わずに登れることに越したことはありませんが、使わずに抱え落ちするくらいなら全リソースを吐き切ってからゲームオーバーになった方がお得じゃないですか!?勝負どころを見誤らずにリソースをオールインできる豪胆さが登山には必要です。
さあ、火口を抜ければ完全登頂成功!最初の飛行機から大事に持ち歩いてきた発煙筒を使って救助を呼べば!アセント7クリアです。簡単でしょう?
長々と書きましたが、現在のアセント7登頂は最初期に比べれば大きく難易度が下がっていると感じました。「お助けフック」と「風船セット」とかいうぶっ壊れアイテムが追加されているからです。
これ、強すぎます。射程は有限とはいえ、登山ゲームにフックショットを追加するのっていいんですか!?風船キットに関しては持ち歩くだけでバックの重量を減らせる神アイテム。持ち得です。見つけたら拾いましょう。今回の登山が成功したのもこれらのアイテムを引けたという点が非常にデカかった気がします。アイテムお祈りゲ-ムとまでは言いませんが、強アイテムを有益に使えるといいですね。


友達がいなくてもアセント7は登れます!ソロで尻込みしているあなたも、このGWにぜひ登山に挑んでみてはいかがでしょうか。
『PEAK』はPC(Steam)にて880円で販売中です。











