気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Nihohe Soft開発、PC向けに2月20日にリリースされた日本産デッキ構築型ローグライト『リーサルダンジョン』開発者へのミニインタビューをお届けします。
本作は、あらゆる手段を駆使して1ターンキルを目指す日本産デッキ構築型ローグライト。敵からの攻撃や、防御カードは一切存在せず、「配られた手札だけで、1ターンで敵を全滅させること」がプレイヤーの目的です。1回の戦闘につき最大10回まで最初からやり直すことが可能な他、ゴールドを支払うことで初期手札の引き直しや、デッキから任意のカードを直接手札に加えることもできます。
『リーサルダンジョン』は、580円で配信中。


――まずは自己紹介をお願いします。一番好きなゲームは何ですか?
にほへNihohe Softのにほへです。一人でゲーム製作しています。
普段は格ゲーやFPSなどの対人ゲームばかりやっていますが、1番好きなゲームはゲームキューブソフトの『ギフトピア』です。
――本作の特徴を教えてください。また、そのアイデアはどのように思いついたのでしょうか?
にほへ本作は配られたカードで敵を全滅させる、1ターンキルが条件のローグライクカードゲームです。シンプルながら奥深いルールと、カードやレリックの組み合わせでゲームを壊していく爽快さが特徴です。
前作『ミミックロジック』が論理パズルとローグライクを組み合わせたゲームでした、それに手応えを感じていたので、ローグライクと相性がいいパズルを探すため色んな試作版を作って遊んだ結果、カードゲームの「リーサルパズル」が楽しかったので、そこから『リーサルダンジョン』の製作が本格的に始まりました。
戦闘システムは2018年に作ったフリーゲームの『カルエナダンジョン』をベースにしていて、本作に登場するカード「キルコンボ」や「バイスウド」は『カルエナダンジョン』の技です。
――本作の開発にあたって影響を受けた作品はありますか?
にほへ『Inscryption』や『Shadowverse』など色んなカードゲームにも影響を受けていますが、『Baba Is You』には特に影響を受けています。
『Baba Is You』はなんでもアリの倉庫番パズルで、たくさんの驚きや発見があります。カードの説明文に何を書いたっていいのだから、カードゲームでも『Baba Is You』のように驚かせたり楽しませたり出来るはず、と思って作っていました。

――本作の開発中に一番印象深かったエピソードを一つ教えてください。
にほへ発売前に友達にテストプレイさせた時に、デッキから無限にカードを引けるコンボが見つかって、手札が50枚ぐらいになった時のゲーム画面は忘れられません。
テストプレイは大事ですね、発売前に見つかってよかったです。
――リリース後のユーザーのフィードバックはどのようなものがありましたか?特に印象深いものを教えてください。
にほへ本作にはSteam実績を使った仕掛けみたいなのがあるのですが、コンプリート難易度が高く、条件も特殊だったので、修正前はそれに対する意見がいくつかありました。
自分が実績をあまり気にしないプレイヤーだったので、新しいプレイヤー視点を知ることが出来て大きい学びでした。
――ユーザーからのフィードバックも踏まえて、今後のアップデートの方針について教えてください。
にほへダンジョンは2階ボスで基本クリアですが、高難易度の3階も遊ぶことができます。その3階クリアの時の報酬をもっと増やしたいのと、余裕があったらエンディング後のやりこみモードをもっと丁寧に作り直したいです。
――本作の配信や収益化はしても大丈夫ですか?
にほへ大歓迎です!デッキごとに難易度がレベル1~5までありますが、配信を考えると序盤は全デッキそれぞれのレベル1だけクリアしていくルートがオススメです。
――最後に読者にメッセージをお願いします。
にほへ記事を読んでくれた方、遊んでくれた方ありがとうございます!ゲームが面白かった場合、Steamレビューしていただけるとモチベになります!
それと現在新しいゲームを制作中で、「頭を使わないパズルゲーム」というテーマで作っています。ボツになる確率は40%ぐらいです。
――ありがとうございました。


◆「注目インディーミニ問答」について
本連載は、リリース直後のインディーデベロッパーにメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に900を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。








