「もし『どうぶつの森』ファン向けの『PowerWash Simulator』があったら?」癒し系お掃除ゲーム『クリーンアップ!』【開発者インタビュー】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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「もし『どうぶつの森』ファン向けの『PowerWash Simulator』があったら?」癒し系お掃除ゲーム『クリーンアップ!』【開発者インタビュー】

気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Unbound Creations開発、PC/Mac/Linux向けに4月16日にリリースされた癒し系お掃除ゲーム『クリーンアップ!』開発者へのミニインタビューをお届けします。

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気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Unbound Creations開発、PC/Mac/Linux向けに4月16日にリリースされた癒し系お掃除ゲーム『クリーンアップ!』開発者へのミニインタビューをお届けします。

本作は、ゴミ屋敷を綺麗に片付ける癒し系お掃除ゲーム。プレイヤーはフリーの新米お掃除屋となり、床を覆い尽くすような大量のゴミに溢れた部屋を、掃除機やブラシ、モップなどを使って綺麗に片付けていきます。幽霊を避けながら古びたお化け屋敷をピカピカにしたり、古代神殿の謎を解いて宝物庫を発見(してからしっかりお掃除)したりも。日本語にも対応済み。

『クリーンアップ!』は、1,700円(7月10日までは20%オフの1,360円)で配信中


――まずは自己紹介をお願いします。一番好きなゲームは何ですか?

Jakubこんにちは、Jakub Kasztalskiです!Unbound Creationsの創設者であり、クリエイティブディレクターを務めています。ポーランド出身ですが、これまで世界中を旅し、様々な場所で暮らしてきました。

私は、人々に深く考えさせるようなシリアスなゲームと、思わず笑ってしまうようなコミカルでくだらないゲームの両方を作るのが大好きです。普段はいろいろなジャンルのゲームをプレイしますが、特にお気に入りの一本を挙げるなら『Vampire: The Masquerade - Bloodlines』ですね。

――本作の特徴を教えてください。また、そのアイデアはどのように思いついたのでしょうか?

Jakubこのゲームを作るきっかけになったのは、悲しいことに、私の家族の一員でした。彼らは「ためこみ症」で、彼らの家に入ると息が詰まるような感覚を覚えます。数え切れないほどの部屋が、カビ臭いモノや古いガラクタ、あるいは長期保存できる缶詰などで埋め尽くされているのです。訪問するたび、「魔法の掃除機でこれらを全部吸い取ってしまえたらいいのに」と思わずにはいられませんでした。

本作の特徴は、「爽快なお掃除」と言う繰り返しすることになるプレイを一口サイズの短いまとまりに凝縮し、その道中で常に新しい環境やチャレンジ、パズル、そしてジョークを次々と繰り出していく点です(この要素は、私たちの作るすべてのゲームに共通するDNAでもあります)。

――本作の開発にあたって影響を受けた作品はありますか?

Jakub参考にさせていただいたお掃除ゲームはいくつかありますが、そのほとんどが一人称視点か、凄まじくリアルなものばかりでした。私たちが作りたかったのは、もっとほのぼのとした、三人称視点のものだったのです。言うなれば、「もし『どうぶつの森』ファン向けの『PowerWash Simulator』があったら?」というようなイメージですね。

また、ゴミで埋め尽くされたアパートを追うリアリティ番組「Hoarders」や、片付けを通じて「ときめき」を生み出す近藤麻理恵さんのリアリティ番組シリーズからもインスピレーションを得ています。

――本作の開発中に一番印象深かったエピソードを一つ教えてください。

Jakub2025年にSeattle Indies Expoで本作を初めて出展した時、友達の数人にブースの手伝いをお願いしました。すると驚いたことに、彼らはモップやほうきを手にした完全なお掃除ルックで現れ、さらに『クリーンアップ!』の小さなロゴが入った特製の帽子まで作ってきてくれたのです。ちなみに私は、巨大なゴミ袋を全身にすっぽりと被って参加しました。本作の精神になりきり、初めて本作を目にする方たちとその精神を共有できたのは本当に楽しかったです。

――リリース後のユーザーのフィードバックはどのようなものがありましたか?特に印象深いものを教えてください。

Jakub率直に申し上げて、当初の反響は私たちが期待していたほどポジティブなものではありませんでした。多くのプレイヤーの方々から操作性に関する不満や、全体的なボリュームの少なさについて指摘があり、価格に対してコンテンツが不足していると感じられてしまったのです。

この結果を受けて、私たちはその後の2ヶ月間、様々な新しいステージや機能の開発に全力を注ぎ、これを先日、無料アップデートとしてリリースしました。その甲斐あって、一時は67%まで落ち込んでいたレビューが、現在では90%の「非常に好評」まで上昇しています。私たちにとっては非常に身が引き締まる思いであると同時に、これ以上ないほど報われた「逆転劇」になったと思っています。

――ユーザーからのフィードバックも踏まえて、今後のアップデートの方針について教えてください。

Jakub実はちょうど新しいアップデートをリリースしたばかりでして、プレイヤーの皆さんからいただいた2つのフィードバックにお応えすることができました。まず、まったく新しいステージのセットを追加しました(その多くはプレイヤーの皆さんからの提案をベースにしています)。そして、それぞれのステージをより大きく、より長く遊べるようにしたのです。これにより、プレイヤーはディープなお掃除がもたらすあの快感に、本当にどっぷりと浸ることができるようになりました!

今後のさらなるアップデートについてはまだ何も発表していませんが、これまでのところ、この新しいコンテンツは非常に歓迎されています。

――本作の日本語対応について教えてください。

Jakubはい、本作はリリース当初から日本語に対応しています!私たちはこれまでにいくつかのタイトルで素晴らしいローカライズチームと組んできましたが、彼らは私たちの独特なユーモアのセンスを本当に上手く翻訳してくれていると感じます。日本のコミュニティの皆さんはいつも私たちの作品をとても温かくサポートしてくださるので、こうして海外のファンの皆さんに向けて新しいゲームを届け続けられることを、いつも嬉しく思っています。

――本作の配信や収益化はしても大丈夫ですか?

Jakubはい、もちろんです!

――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。

Jakub私たちのゲームをプレイし、サポートしていただき、ありがとうございます!このゲームが皆さんの期待に応え、この激動の時代の中で少しでもリラックスできる癒やしになれば幸いです。

本作は、私たちの作品の中でも特にほのぼのとしており、気軽に遊べるタイトルの一つです。もし、もっと手応えのあるパズルやチャレンジをご所望でしたら、ぜひ私たちの他のタイトルもチェックしてみてくださいね。

――ありがとうございました。

◆「注目インディーミニ問答」について

本連載は、リリース直後インディーデベロッパーメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に1,000を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。

ライター:Chandler,編集:Akira Horie》

ライター/バイク乗り Chandler

ゲームと風をこよなく愛する暇人。趣味は多い方だったはずが、最近は家でぼーっとしている時間が増えてきた気がしている

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Akira Horie

編集/『ウィザードリィ外伝 五つの試練』Steam/Nintendo Switch好評発売中! Akira Horie

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