今回は、tinyBuildから発売されたPC向けタイトル『リ・ストーリー: 思い出修理屋』をプレイ!本作は、2000年代半ばの東京を舞台にした電子機器修理ゲームです。あの頃に流行った、あのゲーム機っぽいハードや、懐かしいガラケー、音楽プレイヤーなどを修理していきます。
僕のゲーム人生はファミコンから始まり、これまで数多くのゲーム機本体を購入してきました。それだけに故障にも何度も遭遇しており、自分で直せそうなものは分解して修理してきました。 意外と成功率は高かったのですが、組み立て直してみるとネジが余っていたり、内部で何かのパーツが外れてカラカラ音が鳴っていたりするのがお約束……!

それでもまあ動いているのでヨシ!良くはないけど。
◆2000年代東京に修理屋さんがオープン!

ここが、あらゆる電子機器を修理していく作業場だ。お店を開ける前に、まずは机の上のお片付けだ。ゴミをゴミ箱にドラッグして捨てていく。綺麗に片付いたので、これで修理屋さんのオープンだ!

シャッターを開けると、いきなりお客さんが現れた。彼の首からチラリと見える入れ墨が、明らかに危険な界隈の方だと物語っている。道端で携帯を拾って自分の物にしたものの、電源が入らないから修理してくれ、という依頼だ。

風貌も要求もアウトロー過ぎる。怖いので無償修理させていただこう。

さっそく修理開始だ。今回は修理や部品の交換の必要はなく、バラしたパーツを清掃するだけで良さそうだ。パーツは決められた順番でないと外せない。まずはカバーを外し、内部を露出させてからネジを外し、基板を取り出して……といった具合に解体していくぞ。

前面パネルを外し、汚れを落としていく。う~む、めっちゃ汚れてるな。あのおじさん、こんな汚い携帯をよく拾ったな。

外装、液晶、キーパッドを外して清掃していく。汚れを全て落とし終えたら、再び組み立てて完成だ。おや、カバーの裏に電話番号のようなメモが挟んであるぞ。

修理を終えた製品をカウンターに置いておくと、お客さんが受け取りに来る。修理費用を受け取ったら依頼完了だ。拾った携帯電話の中にあった謎のメモとか、犯罪の匂いしかしないぞ。アウトロー御用達の怪しい修理屋になってしまうじゃないか。

修理依頼は、今回のようにお客さんが店を訪れて直接持ち込んでくる場合だけではない。オンラインでも受け付けており、注文が入ると配送業者が故障した製品を店まで届けてくれるのだ。

序盤に登場する機器類はパーツ数も多くないので、3分ほどでサクッと清掃して組み上げられる。内部でパーツが破損していることもあり、その場合はもうちょっと時間がかかる。

ゲーム内のPCを起動して通販ページを開き、交換パーツを購入する必要があるのだ。足りないパーツをチェックして、商品ページを開いて……と手順を踏んでいると、地味に手間がかかる。

修理依頼は受け付けない修理屋……。

そんな手間のかかる修理作業を楽にしてくれる便利アイテムも存在する。通常のドライバーの2倍の速度でネジを回せるラチェットドライバーや、自動で汚れを落としてくれる洗浄機といった道具を購入すれば、作業効率が格段に上がる。

パーツや工具だけでなく、ライセンスも購入できる。特定の電子機器を扱うにはライセンスが必要なのだ。PMPやら、プレイマシンやら、PATENTO BSやら、どこかで見かけた気がするゲーム機もあるな。

そして夜になればシャッターを下ろして閉店だ。一日の収支が発表され、翌日に移行する。閉店後も、一日を終了させなければいつまででも修理業務を続けられる。

初日の儲けは数千円だったけど、そのうち一日に数万、数十万を稼げるようになっていくぞ。

修理屋を訪れるお客さんは、昨日のカタギじゃなさげなおじさん以外にもいる。それぞれの依頼をこなしていくとストーリーが進み、それにあわせて、はんだ付けやペイントといった要素も追加されていく。

ペイントのカラーを指定される場合もあれば、こちらで自由に着色する場合もある。製品に直接吹きかけるだけなのでお手軽だ。着色依頼を受けていなくても、ついつい勝手に色を塗ってしまう。現実でもこんなに簡単にペイントできるなら、色んなカラバリが楽しめるのになあ。

作業場内も、様々なアイテムで飾り付けができる。平成初期に流行したトロール人形っぽいやつも売っている。僕も中学生の頃に買ったなあ。

たまごっちのような携帯ゲームや、初代PlayStationっぽいハード、Xboxっぽいコントローラーなど「そうそう、これ持ってたな~!」と懐かしくなるものから、当時は高価で手が出せなかったAIBOっぽいペットロボットも登場する。

初代AIBOの値段は確か20万円以上。僕はまだ十代だったので、そんな大金を払えるわけもなく、興味はあったものの憧れのまま終わった存在だった。そんな憧れの存在が目の前にあったので、ついつい勝手に名前をペイントしてしまったのも仕方ないのである!(実際に自分のものにはなりません)

清掃、修理、ペイントのほかに、機器のファームウェアアップグレードも要求される場合がある。インターネットに接続し、キーボードをカチャカチャタップするミニゲームを行い、最新ファームウェアに更新するのだ。

ペイントやファームウェアの更新は、依頼に含まれていなくても実行可能なので、修理のついでだし勝手にやってあげよう。
ストーリークリアまでに10時間、現在は20時間ほどプレイしています。
初代PlayStationっぽいハードやXboxっぽいコントローラーなどは、名前や見た目に少し変化を加えられていますが、Atariのゲーム機は公式に認可されているので、そのまんまの名前で登場します。僕はAtari製品に馴染みがないので、見た目や内部パーツまで同じかはわかりませんでした。
ストーリーはというと、機械翻訳っぽさがあったせいか、あまり頭に入ってきませんでした。何かの陰謀に巻き込まれて、修理大会に出場する流れだったような気がします。肝心の修理要素はしっかり楽しめるので、ストーリーは特に気にせず、だらだらマイペースで修理業務に励むのが良さそうです。僕もそんな感じでプレイしていました!
『リ・ストーリー: 思い出修理屋』は、PC(Steam)向けに発売中です。













