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地図もない惑星を、小型飛行艇で冒険する! 『ATMOSFAR』は未知の発見や気軽なクラフト・キャンプが楽しい空島探索サバイバル【先行プレイレポ】

地図はない。だからこそ、あの島の向こうが気になる!

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地図もない惑星を、小型飛行艇で冒険する! 『ATMOSFAR』は未知の発見や気軽なクラフト・キャンプが楽しい空島探索サバイバル【先行プレイレポ】
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集英社ゲームズは、スウェーデンを拠点とする開発スタジオApog Labsが手がけるオープンワールド探索アドベンチャー『ATMOSFAR』について、2026年10月30日からSteam早期アクセスで配信中です。

本作の舞台は広大な神秘の惑星・タイコス。プレイヤーは、星に秘められた真実を解き明かす冒険者として、さまざまな島々を探検していくことになります。小型飛行艇「ワスプ」に乗り込んで移動できるだけでなく、より大きなクルーザーを拠点とした壮大な冒険も可能です。

惑星タイコスでは、唸りを上げるジェット気流から雷鳴轟く暴風雨などの自然の脅威、人間に害をなす植物、巨大な動物なども待ち受けています。拠点となるクルーザーの強化や冒険の安らぎとなるキャンプの構築など、入念な準備も必要です。また、最大4人でのマルチプレイにも対応しており、仲間と共に冒険することもできます。

本稿では、期待の新作『ATMOSFAR』の先行プレイレポートをお届け。ゲームプレイおよびスクリーンショット撮影は、メーカー提供のSteam版を使用しています。

一隻の飛行船から始まる空の冒険

『ATMOSFAR』の物語は、主人公が惑星タイコスへの入植をサポートする機関「PACE」のなかで罪を犯した者として、ドローンが見張る罪人用の施設で働かされるシーンから始まります。ここでは毎日決められた作業を一定期間働いた人間だけが、新たな場所へと送られるルールがあるようです。

ここではチュートリアルとして、基本的な移動や資材の集め方を学んでいきます。本作はクラフトサバイバル要素がある作品ですが、木を伐採して木材を手に入れるわけではありません。最初に入手する「抽出ツール」という道具を使い、スクラップなどを破壊することで、さまざまな資材を手に入れるのです。

プレイヤーに課せられたタスクは、抽出ツールで集めた資源を決められた場所に投入することで、ノルマが済めば粗末な食事が与えられます。そうして働いているうちに作業所で異常気象が発生し、監視ドローンが全滅。主人公はチャンスを逃すまいと脱出し、発着場に置かれているワスプに乗り込みます。

無事に脱出した主人公は、近くの島で正体不明の通信を受け取り、その発信源を探すことに。しかし冒険中にワスプがトラブルに遭って破損してしまい、生き残るための修理やキャンプの作り方を学んでいくことになります。

導入はとてもスムーズに進み、一隻の船(ワスプ)から壮大な冒険を想像させてくれます。最初の脱出時に出てくる“タイトルバック”の演出もお約束で素晴らしい!

島を巡り世界の謎を解き明かせ

タイコスにはさまざまな島が浮いていて、そこには豊かな自然や過酷な環境、そして植民の過程で作られた町や施設なども待ち受けています。多くの施設はほぼ無人の状態ですが、場所によっては警備ドローンも巡回しているので、油断は禁物です。

各地ではクラフト素材や食べ物を入手できます。また、データディスクからは研究ポイントを獲得可能で、新たなクラフトレシピなどもアンロックできるようになります。島の中にはパズルを解いて侵入する施設や、隠された洞窟などのスポットもあり、探せば探すほど貴重なアイテムも入手できます。

ストーリーが進めばワスプだけでなく、ワスプを格納して空の旅ができる「クラウドクルーザー」を扱えるようになります。クルーザーは生産などの拠点としても利用可能で、さらにプレイヤーが自由にパーツを組み合わせることができます。目的地近くの空に待機させ、ワスプで出動するのは実に格好いい!

さらに、扱えるワスプの種類も増え、より輸送に適したもの、戦闘に適したものも登場します。ゲーム内ではクルーザーだけでなく、各地にあるドックから各ワスプを呼び出すこともできるので、状況に応じて使い分けることもできます。レシピを覚えればクルーザーのパーツやワスプの強化もできるようになります。

クルーザーや異なるワスプを使えることで、プレイヤーの行動範囲はどんどん拡がっていきます。小さな島でも貴重な資源があったりすることも珍しくないので、冒険の楽しさがしっかりと実感できるのも大きな魅力です。

惑星のすべてがキャンプ場!

最初に乗れるようになるワスプには、プレイヤーの簡易拠点となる「キャンプハブ」を搭載できます。これは作業台や調理器具などのクラフト施設や物を入れるチェスト、さらには体力回復用のテントなどをひとまとめにしたもので、搭載したワスプとスペースさえあれば、簡単に設置・撤去ができます。

キャンプではワスプの燃料、プレイヤーのツールに使う電力、そして体力回復用のアイテムもクラフトできます。電力は素材の抽出だけでなく、周辺の危険な存在に対処するためのスタンガンにも必要です。日中は少しずつ回復していきますが、緊急時や長期の探索時には欠かせないアイテムです。

また、料理を作れば体力回復だけでなく、ジャンプ力アップなどの一時的なバフを得ることができます。料理はかなり食材が必要になりますが、レシピをアンロックすれば植物を栽培することも可能です。戦闘は結構厳しいゲームなので、電力と体力回復に備えた万全の準備も必要です。

本作は基本的に回避アクションがなく、敵との遭遇時には正面から戦わざるを得ない場面も少なくありません。主人公の基礎体力は低く、スタンガンも電力を消費するため、素材が不足する序盤は連戦がかなり厳しく感じられます。ドローンは破壊後すぐに素材を回収しないと復活することがあり、敵が繰り返し出現する場所で謎解きを求められる場面も。一方、逃げれば追ってこない敵も多いため、戦うか逃げるかの判断も重要です。

このキャンプハブが優れているのは、“ワスプに積み込んでおくことができる”という点です。先述したように各地のドックから呼び出せるので、探検中に生産したり、預けたアイテムを取り出すこともできるのです。壊れた施設の修理に素材を使うゲームなので、インベントリを節約しやすいのは大きな利点です。

自分の目で見つける冒険の面白さ

『ATMOSFAR』は自由な冒険が楽しめるのが大きな特徴です。序盤はある程度ツールの獲得を含めてクエスト進行が決まっていますが、クルーザー入手時点で遠くまで探検するのも難しくありません。

ゲームとしても、メインクエストの早い段階で新たなエリアへの道が指定されるので、遊んでいるうちに自然と学べることも多くなっています。しかし、多くのクエストは目標の探索や謎解きなども用意されていて、しっかりとプレイヤー自身が考えながらクリアしていく必要があります。

また、主人公が新たな島やスポットにたどり着いたり、各地に残された録音記録などを拾うことで新たなクエストが発生することもあります。ゲーム内は本当に島のデザインが細かく、ちょっとした抜け穴の先に新たな施設が見えている、ということも珍しくありません。もし遠くにあるようならば、ワスプでの新しい冒険も待ち受けています。

ただし、重要なクエストなどは場所もUI上に表示されますが、本作は「全体マップ・ミニマップがない」仕様なので、探索によってはかなり苦労する場面もあります。手がかりを元に見つけ出す苦労と達成感は本当に素晴らしいのですが、慣れないうちは難しく感じられるかもしれません。


壮大な惑星の空の旅を楽しめる『ATMOSFAR』は、手応えのある冒険とストーリーが待ち受けています。序盤からワスプやクルーザーでの快適な移動も可能で、さまざまなカスタマイズやクラフトも用意されているので、探索で獲得した成果を実感しやすいのも大きな魅力です。

一方でゲームとして説明が少ない部分もあり、慣れないうちは戦闘やインベントリ管理、謎解きなどで苦労することもあります。ただ、これは冒険の中で理解しながら解決することも多く、意図したゲームデザインでもあるのかなとも思います。

現在の早期アクセスビルドでは、2つのリージョンの冒険や3種のワスプの操縦、クルーザーでの空の旅を楽しめます。製品版に向けては新たなリージョンやワスプの追加、ゲームプレイの拡充などが計画されていて、ストーリーも完結に向けて進んでいきます。謎めいた惑星の冒険はまだまだ続いていきそうですね!

『ATMOSFAR』は、2026年10月30日からPC(Steam)にて、早期アクセスで配信予定です。

©Apoapsis Game Laboratories AB / SHUEISHA, SHUEISHA GAMES

《ライター:Mr.Katoh,編集:みお》

ライター/酒と雑学をこよなく愛するゲーマー Mr.Katoh

サイドクエストに手を染めて本編がなかなか進まない系。ゲーマー幼少時から親の蔵書の影響でオカルト・都市伝説系に強い興味を持つほか、大学で民俗学を学ぶ。ライター活動以前にはリカーショップ店長経験があり、酒にも詳しい。好きなゲームジャンルはサバイバル、経営シミュレーション、育成シミュレーション、野球ゲームなど。日々のニュース記事だけでなく、ゲームのレビューや趣味や経歴を活かした特集記事なども掲載中。

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編集/Game*Spark共同編集長 みお

ゲーム文化と70年代の日本語の音楽大好き。人生ベストは『街 ~運命の交差点~』。2025年ベストは『Earthion』。 2021年3月からフリーライターを始め、2025年4月にGame*Spark編集部入り。2026年1月に共同編集長になりました。

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