気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Moon Lens開発、PC向けに1月22日リリースされたバグドット絵ARPG『Ether Loop』開発者へのミニインタビューをお届けします。
本作は、異世界アビスが舞台の爽快ローグライクシューティング。高速バトルに豊富な装備、スキル、アイテムの組み合わせなどが特徴です。日本語にも対応済み。
『Ether Loop』は、1,220円で配信中。
――まずは自己紹介をお願いします。
Armandこんにちは!Armandです。21歳のフランス人で、コンピュータ科学を専攻している学生です。本作は私一人で作りました。ゲームには昔からずっと熱中しており、ゲーム開発者になることがずっと夢でした。私は自分の誕生日に、叔母のニンテンドーDSに夢中になっていたのですが、この時初めてゲーム機というものに触ったのです。すると、叔母はなんとそのDSを私にくれました。こうしてすべてが始まったのです。
今から一年前、私は一本のちゃんとしたゲームを作ろうと決意し、学校を休学することとしました。それから一年、こうして本作をリリースすることができたのです。リリース後も順調で、とても嬉しく思っています!
――本作の開発はいつどのようにして始まったのでしょうか?
Armand本作の開発前、たくさんプログラミングの経験を積みました。13歳の頃にはLuaとC言語を学び始め、初めてゲームを作ったのです(いくつかのスプライトが画面の中を動くだけで、とてもゲームと呼べるかは疑問ですが)。当時はロボット工学にもとても興味がありました。私のプログラミングとゲーム開発への情熱は日に日に増していき、他のインディーゲーム開発者たちのサクセスストーリーにも勇気付けられました。
――本作の特徴を教えてください。
Armand本作のバトルは高速で、中毒性もあり、「もう一回」と何度もプレイしたくなることでしょう。モンスターたちは種類も豊富で、どれも独特な動きと弾幕パターンを有しています。アイテムシステムも奥深く、とても楽しいシナジーもありますよ。アビスに潜る道中では、ランダムなイベントやエンカウントがあるので、プレイする度に異なる感覚で楽しめます。
――本作が影響を受けた作品はありますか?
Armand私がこれまでにプレイし、大好きな数多くのゲームから影響を受けています。『The Binding of Isaac』『Risk of Rain』『Path of Exile』『Realm of the Mad God』『Enter the Gungeon』と、まだまだ続くでしょう。映画やアニメからも少しだけ影響を受けており、例えば本作のビジュアルが例として挙げられます。
――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。
Armand本作が日本語に翻訳され、日本の方にも遊んでいただけるというのは本当に光栄なことです。ゲーム、マンガ、アニメという、私が子供の頃とても大きな存在だったものは、皆さんの文化においてとても象徴的なものです。
――ありがとうございました。
◆「注目インディーミニ問答」について
本連載は、リリース直後のインディーデベロッパーにメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に200を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。
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