今回プレイするのは、Pupuya Gamesが贈るPC向けソフト『リトルウィッチノベタ』(Little Witch Nobeta)です。
本作は、魔女っ子ノベタが謎の古城を探検する3Dアクションシューティング。攻撃と回避を駆使して敵の弱点を探りながら進む、いわゆるソウルライクな高難易度ゲームです。
本作の主人公は、ソウルライクゲーでは珍しいキュートな魔女っ子!操作するのが楽しくなりそうです。
まあこの絵日記を書いているのは、モヒカンのおっさんなんですけどね……。
古城に足を踏み入れると死にゲーが待っている……
ゲームは古城の前から始まる。そこに足を踏み入れると恐ろしい死にゲーが待っているのだろう。
ちなみに難易度はSTANDARDとADVANCEDが選択可能。己のゲームの腕前を過信せずSTANDARDを選択する。
主人公のノベタは年端も行かぬ可愛らしい少女だ。
僕はどちらかといえば、野太いおっさんが鈍器や銃火器で大暴れするゲームを好む。
なぜなら少女が傷つき倒れていくのを見るのに免疫がないのだ。
しかし、そんなことではゲームは始まらないので、古城に侵入しよう。
攻撃方法は、杖でぶん殴る近接攻撃と、魔法を射出する遠距離攻撃のふたつだ。
魔法は連射可能なものと、強力だが一定時間詠唱が必要なものがある。
初期魔法以外にも複数の敵をロックしてダメージを与えるアイスや、2段ジャンプが出来るようになるウインドなど、道中様々な魔法が習得可能だ。
ダッシュや回避、ジャンプといったアクションも可能。ジャンプ中に杖を振ると通常より遠くまで飛ぶことが出来るぞ。気持ちいい~。
……ただ、これらの行動は使用するたびにスタミナゲージが減り、ゲージが尽きるとノベタちゃんがずっこけてしまう。
これが父性……!
過保護に過保護に……死なせないように!
少し先に進むと、とうとう敵のお出ましだ。
ソウルライクということでグロくて恐ろしげな敵を想像していたが、黒いモヤっとしたシンプルな造形の敵だった。
まあこれならノベタちゃんも怖くないだろう。僕も怖くない。良かった。
序盤に出てくる敵なので攻撃方法がシンプルだ。杖で数発殴りつつ、敵の攻撃動作が始まったら転がって回避。これで余裕なはずだ。
しかし、ここは安全策をとって遠距離攻撃。ゲームとはいえ年端も行かぬ少女が傷つく姿を見るのは心が痛い。
出来るだけダメージを負わずにクリアしたいのだ。それが親心……!
だが、魔法攻撃ばかりだと魔力がすぐに尽きてしまう。攻撃を見切って回避し、ぶん殴るのも大事だぞ!
鍛えて屈強な魔女へ成長させよう!
トラップが設置された通路や敵を倒さないと出られない部屋も登場するぞ。
上の画像は、定期的に雷が落ちる通路だ。タイミングよく通過しなければ雷を喰らうことになるが、そのくらい僕でも大丈夫だろう。しかし、そこはソウルライクゲー。通路を抜けた先に隠れていた敵の攻撃によって押し戻され、さらに雷に打たれて大ダメージを負ってしまった。
ごめんね、ノベタちゃん……。
道中に点在する女神像はセーブポイントだ。女神像では、セーブのほかに、敵を倒して入手した魂素を使って、アイテムの購入やステータスの強化が可能だ。
これはアイテム購入の画面だ。回復アイテムは数個ストックしておける。
1番良いやつをくれ!
ステータスの強化では、生命力や魔力、筋力、器用、スタミナ、精神など、6つのステータスを増加させられる。筋力を増加させると物理攻撃力が上がるし、精神を増加させると魔法攻撃力が上がる。
ノベタちゃんを死なせないためにも生命力を上げておきたいが、筋力や精神も捨てがたい……。
さらに先へ進むと、明らかにボスの間っぽい場所にたどり着いた。モヤがかかっているがうっすらとボスっぽいやつが見えるんですけど……。
もう少し近寄ればボスムービーが入ってバトルがスタートするのだろう。この状態でボスにダメージを与えられないかと魔法を打ち込むも無反応。
意を決して近寄ると……ムービーに切り替わり、ボスが動き出す。
ふっ飛ばされるノベタちゃん。ボス戦の始まりだ。
最初のボスなので攻撃方法もシンプルだ。レーザーのように剣撃を飛ばしてくるので回避し、その隙を見て強力な詠唱魔法を打ち込む。
これが必勝パターンだ!と思ったのだが……
距離を詰められてぶん殴られる。下手くそでごめんよ……。
さらに、途中から連続して剣撃を飛ばしてくるようになり、1発目の剣撃にふっ飛ばされている最中に2発目の剣撃をハメ技のように当てられ、大ダメージを負う。
距離をとって回復アイテムを使おうと思ったのだが……剣撃!
ノベタちゃんはアイテム使用中にダメージを受けるとアイテムを落としてしまうのだ。
高まる父性……!
今までに女性が主人公のゲームはあまりプレイしてこなかったし、性別を選べるゲームでは大体男性を選んでいたのですが、女性キャラを操作するのは楽しいですね。ノベタちゃんの表情やモーションが可愛く、ウロウロさせているだけでもほっこりしてしまいます。
僕が選んだSTANDARDの難易度は実質的にイージーだったようで、特に詰まることなくサクサク進めました。ソウルライクゲーの入門用に丁度よい難易度だと思います。
この記事を書いている2020年7月4日現在は早期アクセスゲームなので、全6ステージ中の3ステージがプレイ可能です。完成が楽しみな1本です。
『リトルウィッチノベタ』は、PCを対象に発売中です。ストアページにはデモ版も配信されています。
吉田輝和のプロフィール:自画像の絵日記を20年以上書き続けている謎のおじさん。近年、「ちおちゃんの通学路(KADOKAWA)」や「お稲荷JKたまもちゃん(一迅社)」、「からかい上手の高木さん(小学館)」などの人気漫画のモブキャラとして登場しており、これまでアニメ作品に3回登場した。何故こんなに漫画に登場しているのか、描いた漫画家も吉田本人もよくわからないらしい。 吉田のTwitterはこちら。
「吉田輝和の絵日記」で取り上げてほしいゲームタイトルがありましたら、こちらの申込みフォームで教えてください!すべての要望には応えられませんが、それでも出来るかぎり応えていきたいと思います。