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グラフィックを強化し、多くのアクションが追加―横スクロールSTG『Jets'n'Guns 2』開発者ミニインタビュー

80年代~90年代は、横スクロールシューティングがたくさんありましたね。

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グラフィックを強化し、多くのアクションが追加―横スクロールSTG『Jets'n'Guns 2』開発者ミニインタビュー
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気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Rake in Grass開発、PC向けに7月25日正式リリースされた横スクロールシューティング『Jets'n'Guns 2』開発者へのミニインタビューをお届けします。

本作は、前作が高い評価を受けた横スクロールシューティングの続編。昔ながらのシンプルなシューティングゲームでありながらも、派手な演出と豊富な武器やアップグレードが特徴です。ローカル協力プレイにも対応。記事執筆時点では日本語未対応です。

『Jets'n'Guns 2』は、1,520円で配信中





――まずは自己紹介をお願いします。

Pavel Tovarys氏(以下Tovarys氏)こんにちは!チェコの小さなインディーチームでプロデューサーをしている、Pavel Tovarysです。本作以外ではプログラマーとしても活動しています。

――本作の開発はいつどのようにして始まったのでしょうか?

Tovarys氏私がゲーム開発を始めたのは今から35年前、10歳の頃でした。当時はZX Spectrum(イギリス産の8bitコンピュータ)向けに開発しており、他のチームメンバーも同じような経歴です。私たちは90年代に大学で出会い、2000年にRake in Grassを設立しました。設立時から私たちはインディースタジオとして活動しており、自分たちが遊んでも楽しいと思えるゲーム開発を続けています。

本作は今から4年前、前作のプログラマーが新しいゲームを作りたいと言い出したことから始まりました。彼は大手企業を辞めると、Rake in Grassに戻ってきたのです。前作には多くのファンがいましたので、彼にとってその続編を作るというのは自然な選択でした。何年にもわたって、本作を期待する声があったのです。


――本作の特徴を教えてください。

Tovarys氏本作は私たちの過去の作品である『Jets'n'Guns』の続編です。前作は古典的な横スクロールシューティングで、多くのプレイヤーから同ジャンルの中でも最高の一本という評価をいただきました。続編となる本作では、グラフィックを強化し、多くのアクションが追加されています。本作の特徴は、エンドレスにループするゲームプレイと新しい武器やアップグレードという複雑なシステムです。プレイヤーはこれらの武器やアップグレードを組み合わせてより強大なパワーを手にすることができ、様々なユニークなゲームスタイルを楽しめます。これと似たような強化システムは『ディアブロ III』のようなアクションRPGで見られるでしょう。

――本作が影響を受けた作品はありますか?

Tovarys氏本シリーズは、私たちがAmigaのような8bitコンピュータで遊んだ、80年代~90年代の似たようなゲームから影響を受けています。『Tyrian』『R-TYPE』『Xenon 2: Megablast』『Tubular Worlds』などですね。もちろん、あらゆるポップカルチャーからの影響もあります。「エイリアン」や「ターミネーター」を始め、「銀河ヒッチハイク・ガイド」からの影響もありますよ。

――本作の日本語対応予定はありますか?

Tovarys氏残念ながら現時点で日本語対応予定はありません。私たちは今でも本作の開発を続けており、より良い体験ができるよう改善作業を継続しています。ですので、日本語という難しい言語への対応は、どうしても優先度が低くなってしまうのです。

――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか?

Tovarys氏私たちは小さなインディーチームで、パンデミック前から全員自宅から作業をしていました。そのため、新型コロナによる直接的な影響はありませんでした。間接的な影響だと、他の会社やサービスに遅延が発生していたことでしょうか。例えば、Steamのようなプラットフォームによる承認プロセスにも遅れが出ていました。

――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。

Tovarys氏日本のプレイヤーの方にも本作を遊んでみていただけると嬉しいです。日本は巨大なゲームコミュニティを有していますし、シューティングゲームのファンもたくさんいます。そんな皆さんに本作を遊んでいただき、私たちのゲームに対するご意見をいただけると幸いです!

――ありがとうございました。



◆「注目インディーミニ問答」について
本連載は、リリース直後インディーデベロッパーメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に300を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。
《Chandler》
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