動物ADV『ヘイブンパーク』―『A Short Hike』から主にインスピレーションを受けた【開発者インタビュー】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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動物ADV『ヘイブンパーク』―『A Short Hike』から主にインスピレーションを受けた【開発者インタビュー】

ピュー!ピュー!ピュー!

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動物ADV『ヘイブンパーク』―『A Short Hike』から主にインスピレーションを受けた【開発者インタビュー】
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気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Fabien Weibel氏開発、PC/Mac/Linux/スイッチ向けに8月5日にリリースされた動物アドベンチャー『ヘイブンパーク(Haven Park)』開発者へのミニインタビューをお届けします。

本作は小さくて平和なオープンワールドのマップを舞台とし、キャンプ場の立て直しを図るアドベンチャー。プレイヤーはフリントとして、おばあちゃんが管理してきたキャンプ場「ヘイブンパーク」をキャンパーのリクエストに応えながら、全盛期の姿へと回帰させるよう奮闘します。立て直しの過程ではスキルの修得、ユニークなキャラクターたちとの会話やクエストなども楽しめます。日本語にも対応済み。

『ヘイブンパーク』は、930円で配信中


――まずは自己紹介をお願いします。一番好きなゲームは何ですか?

Fabien Weibel氏(以下Fabien)こんにちは。本作を作ったFabien Weibelです。スイスで生まれ、フランスでアートを学び、「アングリーバード」のアニメシリーズのディレクターをするため、パリに渡りました。今はルクセンブルクに住んでおり、パートタイムでゲーム開発と3Dアニメーション作りをしています。

今まで遊んできたゲームの中で一番のお気に入りは『Half-Life』ですね。かなりの時間遊びました!本作とはちょっと雰囲気が違いますけどね。(笑)

――本作の開発はなぜ始まったのでしょうか?

Fabien本作は私が初めて作るゲームです。本作における私の目標は、コンセプトからパブリッシングまで、ゲーム開発全体を経験することでした。ゲーム開発というものが自分に向いているかどうかわからなかったので、まぁ、まずはやってみようと思ったのです!するとどうでしょう…ゲーム開発、めちゃくちゃ楽しいです!

ゲームを作ってみようとは数年前から考えていましたが、本作においてやっとそのチャンスを得ることができました!遊んでただ楽しいだけでなく、ポジティブな感情を発信できるゲームを作りたいと思いました!人を魅了する力、それこそが、私がゲームというものが好きな理由なのです!

――本作の特徴を教えてください。

Fabien「ピュー」ボタンがあります!これを押すと、メインキャラクターが「ピュー」と音を出すのです!

本作では、登場するキャラクターたちが特別な雰囲気を作り出していると思います。ちょっと癖のあるこれらのキャラクターたちと出会えば、ついつい笑顔がこぼれちゃうかもしれませんよ。

――本作はどんな人にプレイしてもらいたいですか?

Fabien本作は、少しリラックスしたいすべての人のためのゲームです!仕事でクタクタになり、やっと家に帰り着いた…そんな時、気晴らしをするのに本作はまさにぴったりです!

頑張った自分へのご褒美に、美味しい飲み物を用意し、スイッチかPCの電源を入れ、本作を起動して平和な世界を探検してみてください!もしかしたら、隠れたお宝も見つかるかもしれませんよ!

――本作が影響を受けた作品はありますか?

Fabienはい、『A Short Hike』から主にインスピレーションを受けました。もしまだこの作品をプレイしたことがなければ、ぜひ遊んでみてください。絶対後悔はしませんよ!私はこの作品の色合いと雰囲気の虜になってしまいました!

また、本作は『どうぶつの森』の可愛い動物キャラクターたちからも影響を受けています!

――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか?

Fabien本作の開発において、実は新型コロナが大きな役割を果たしました。最初のロックダウンが実施されると、私はこれをきっかけに新しいプロジェクトを始めてみようと思い立ったのです!それまでよりも時間に余裕ができたので(在宅ワークになったので通勤の時間がなくなりました)、これをチャンスと見て取り組み始めたのが、のちに本作となりました。

また、ロックダウンの間、私はどこかに逃げ出したい衝動に駆られました。外に出るのは禁止されていましたから、自由に歩いて、ハイキングして、冒険できる小さな世界を自分で作ることとしたのです。

――本作の配信や収益化はしても大丈夫でしょうか?

Fabien良いと思います。それによって本作をもっと多くの人に知っていただけるのですから、止める理由なんてありません!

――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。

Fabien本インタビューを読んでいただき、ありがとうございます!Game*Sparkにこうして掲載させていただくのはとても光栄です!また日本に行ける日が待ち遠しいです!私は数年前、皆さんの美しい国に数週間滞在したのですが、まさに最高の旅行でした!

何はともあれ、皆さんにも本作を楽しんでいただけると嬉しいです!あと、もし読者の方の中にも、自分でゲームを作ってみたいと思いつつ、なかなか最初の一歩を踏み出せない方がいらっしゃいましたら、今すぐ始めることです!もし上手くいくわけないと思ったとしても、予想もしなかった結果になるかもしれませんよ!

――ありがとうございました。

◆「注目インディーミニ問答」について
本連載は、リリース直後インディーデベロッパーメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に400を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。

《Chandler》
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