【吉田輝和の絵日記】Wii Uのバーチャルコンソールで気になっていたタイトルを今こそプレイ!『MOTHER3』など | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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【吉田輝和の絵日記】Wii Uのバーチャルコンソールで気になっていたタイトルを今こそプレイ!『MOTHER3』など

『がんばれゴエモン外伝2 天下の財宝』や『千年家族』も紹介するよ!

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旧ハードのゲームをプレイする時……まずは本体の掃除から始めます。

棚の中に入れていたはずなのに、埃がびっしり張り付いていたり、コントローラーの溝にゴミが溜まっていたりと汚れてますからね……って、僕の部屋が特別汚いだけじゃないですよね?みんなもそんな感じですよね……?

いまやニンテンドースイッチのオンラインサービス「Nintendo Switch Online」に加入していればファミコンとスーパーファミコン、「Nintendo Switch Online + 追加パック」に加入していれば、さらにNINTENDO64とメガドライブのゲームがプレイできるので、旧ハードでレトロゲームをプレイする機会は減りました。それでもニンテンドーeショップのバーチャルコンソールには、ニンテンドースイッチではプレイできないゲームもあるので、まだまだ3DSやWii Uが手放せません。

そんなことを思っていた矢先……とうとうニンテンドー3DSおよびWii Uにおけるニンテンドーeショップのサービスの終了が先日発表されました。ニンテンドーeショップの残高追加が2022年8月30日をもって、ソフト・追加コンテンツ・利用券・ゲーム内アイテムの購入が2023年3月下旬をもって終了するとのこと!

これは気になっていたタイトルを根こそぎ買い漁らねば……!

そこで今回は、Wii Uのニンテンドーeショップで配信されているバーチャルコンソールのタイトルをいくつか紹介します!

『MOTHER3』ってパーティーの平均年齢高過ぎない?

まずは2006年に任天堂から発売されたゲームボーイアドバンス向けソフト『MOTHER3』。言わずと知れた、糸井重里氏が手掛けた名作RPG『MOTHER』シリーズの第3作目だ。

本作は全8章で構成されており、章によって主人公が変わるのが特徴……なんて知ったような風に書いているが、実はシリーズで『MOTHER3』だけプレイしたことがない。発売当時、気にはなってはいたんだけど、結局買いそびれちゃったんだよね……。

双子の兄弟とその母親は祖父の家で楽しいひと時を過ごしていた。そして父親が待つ我が家に帰るその日、事件が起こる……のだが、僕はこれが初プレイなので、そんなことも知る由もなくのほほんとスタート!

まずは主人公の名前の入力だ。双子の弟の名前は「てるかず」に決めた。

家族の名前は、僕の友人や飼い猫、編集担当の名前を借りた。兄は「おおはら」、母は「まげま」、父は「あべくん」、飼い犬は「とうみょう」にしたぞ。

好きな食べ物は「ひじき」で、カッコイイものは「みずな」にした。これも飼い猫の名前。ちなみに猫には僕が好きな食べ物の名前をつけている。

女性キャラクターには女性の友達の名前をつけたいところだけど、女性の友達なんて居ないので、編集担当には犠牲になってもらった。

母ちゃん、今日の晩御飯はひじきね。

てるかずの視点から、自宅で家族の帰りを待つ父親「あべくん」に切り替わる。近所の森で火災が発生し、「あべくん」は取り残されている村人の救助に向かう。

でも……グラフィックがほのぼのしているので、敵と味方の見分けがつかないんだよな。

村人かな?」と思って話しかけようと近づくとバトルが始まるなんてことがよくある。

バトルはコマンド選択式でシンプル。おっさんゲーマーの僕にはこのシンプルさが「こういうのがいいんだよ。こういうのが!」と嬉しくなる。複雑なシステムが搭載されている最新のオープンワールドゲームも面白いんだけど、脳がシンプルさを求めている時もあるんだよね。

そうそう、攻撃する時にBGMに合わせてボタンを押すと連続攻撃ができる「サウンドバトル」と呼ばれるシステムがあるんだけど……

難しい。

敵ごとに曲調が変わるので、慣れるまで連続攻撃が繰り出せなかった。特にスローテンポの曲のリズムが取りづらくて苦手だ……。

セーブは、メニュー画面からではなく、フィールド上にいるカエルに話しかけて行う。一見不便そうだが、カエルは結構あちこちにいるので、セーブスポットには困らなさそうだな。

まあいつでもセーブできるWii Uの「まるごとバックアップ機能」があるからカエルくんはいらんかな。

その後、村人は無事救助したものの、家族に関する不穏な知らせを聞き、再び探索に向かう父親のあべくん。おそらくこのあとに家族と再会し、視点が双子のてるかずとおおはらに切り替わると僕は予想した。

『ドラクエ5』でいうところのパパス的なケースだろう。そうと決まれば……

父親の装備を脱がして真っ裸にする!

だって息子たちの装備を充実させたいし……。

ところが予想に反して切り替わらなかった。さらに次の章でも主人公は少年たちではなく、ドロボーのおっさんだった……。

主人公のおっさん率、高過ぎ!

あの作品からゲスト参戦も!『がんばれゴエモン外伝2』

次は、1992年にKONAMIから発売されたファミコン向けソフト『がんばれゴエモン外伝2 天下の財宝』だ。こちらも言わずもがな名作『がんばれゴエモン』シリーズのスピンオフで、ジャンルはなんとRPG!

本作では、1億両の優勝賞金を目当てに「世界ドロボウ大会」に参加したゴエモンとエビス丸が、願い事が叶うとされる「天下の財宝」を求め、世界各地を冒険していく物語が描かれる。特筆したいのは『悪魔城ドラキュラ』や『ツインビー』のキャラクターも出演しているところだ!豪華!

江戸時代に5階建てのデパートが存在するなど、時代設定がハチャメチャな世界観も面白いポイントだぞ!

少年時代の僕は、アクションの『がんばれゴエモン』シリーズより本作が好きだった。デラックスボンボンで連載していたコミカライズ版も好きだったな。単行本、復刊しないかな……。

バトルはシンプルなコマンド式なので、今から初めてプレイしてもストレスなく楽しめると思う。

バトル中、可愛らしいキャラクターが敵も味方もちょこちょこ動いて、見ていて飽きないんだよな~。ただ、エンカウント率が高めなのでちょっと面倒くさいかな……。

あと豪華な景品と交換出来るミニゲームも複数用意されている。お手本の通りに太鼓を叩く「ドンデンタイコロン」のミニゲームは、最大14連続で掛け金を倍にしていけるので、子供の頃に脳汁ドバドバ出しながら楽しんでいた。

今は……まるごとバックアップ機能を使ってイカサマでボロ儲け。

神様になって家族を千年監視!『千年家族』

最後は、2005年に任天堂から発売されたゲームボーイアドバンス向け家族観察シミュレーション『千年家族』だ。見習い神様であるプレイヤーは、とある家族を時には見守り、時には干渉しながら、その家系が末永く続くようにするのが目的だ。

「がんばれの矢」を使えば家族がその時集中していることに執着させられる。逆に「おちつけの矢」を使うと興味を失わせることができる。このように家族をコントロールしていくのだ。

その結果が幸せな方向に向かうこともあれば、逆に不幸になることも……。

家族を末永く繁栄させるためには、跡取りである子供の恋も応援する。しかし、子供の立場からしてみれば、多感な時期に恋人をあてがわれるような真似をされるのはどんな気持ちなんだろう。

自分に置き換えて考えてみると……

逆にやって欲しい……!

 

僕なら「え~?神様が言うなら仕方ないな~。まいったな~」みたいに受け入れるのに……!



『MOTHER3』は、対応ハードが変更されるなどの紆余曲折を経て発売されたことや、いささか分かりづらいサウンドバトル、前作に比べて重めのストーリーといった点が、賛否両論を起こしていたように思います。ただ、僕は「もう15年近くも前のゲームだしな~」とある程度の不満点や不便さは織り込み済みでプレイしていたおかげか、最後までストレス無く楽しめました。

『がんばれゴエモン外伝2 天下の財宝』と『千年家族』は、当時を懐かしみながらクリアを目指している最中です。

Wii Uのバーチャルコンソールは、Nintendo Switch Onlineと比べてラインナップが豊富ですし、ソフトを購入してWii U本体にインストールしてしまえば故障しない限りずっとプレイ出来ます。それにWii Uのまるごとバックアップ機能はプレイする上で助かりますしね。

WiiUを所持していない人は、この機会にレトロゲーム専用機と割り切って手に入れてみるのはいかがでしょうか。

吉田輝和のプロフィール:自画像の絵日記を20年以上書き続けている謎のおじさん。近年、「先輩がうざい後輩の話(一迅社)」や「吸血鬼すぐ死ぬ(秋田書店)」、「からかい上手の高木さん(小学館)」などの人気漫画のモブキャラとして登場している。何故こんなに漫画に登場しているのか、描いた漫画家も吉田本人もよくわからないらしい。吉田輝和個人のTwitterはこちら


《吉田 輝和》

おじさんの絵を描くおじさん 吉田 輝和

20年近く趣味でおじさんの絵(自画像)を描いていたら、いつの間にかおじさんの絵を描く仕事をするようになったおじさん。「吸血鬼すぐ死ぬ」や「からかい上手の高木さん」など数多くの漫画に、自分でも知らない内にモブとして登場している。 現在はGame*Sparkや他メディアでおじさんの絵やゲームの絵日記を連載中。お仕事の依頼は吉田輝和ツイッターからどうぞ。

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