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ゲーム内コラボカフェが細かすぎるの巻―ハードコアゲーミング料理第5回『Ghostwire: Tokyo』の渋谷で見つけたガレット

普段食べないアレやコレをゲーマーの視点でガッツリ調理&実食。深夜の閲覧にはご用心。今回は『Ghostwire: Tokyo』で見かけたコラボカフェメニューを再現。

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ハードコアなゲーマーの皆さん!ゲームを遊んでいる際、こんなことを思ったことはありませんか?「このアイテムよく見るけど、どんな味しているんだろ?」と。私はしょっちゅうあります。そこで、本記事ではこの疑問を「解消」すべく、名前だけはよく聞くけど実際の味はよくわからない筆頭である「例の食べ物」を購入、その実態に迫るべく調理していこうと思います。

ということで料理企画第5回です。今回の題材となる作品は、人間が消え、怪異(あと犬と猫と天狗)の街となってしまった渋谷を冒険する『Ghostwire: Tokyo』。同作をプレイしていて、私が気になってしまったのがこちらのお店。

エモメイトカフェという名の、いわゆるアニメ作品とのコラボカフェをメインに行う店舗なのでしょう。元ネタがわかりやすくて好き。

このエモメイトカフェでは現在渋谷で流行しているアプリ「おまもりっ!」とのコラボカフェを実施中のようです。

メニューはこちら。やたらと本格的なフランス料理も並んでいるなど気になってしょうがありません。そしてこのやけに良く細かく作られたメニューを見ていると、それは食べたくなるのが人情というものではないでしょうか。そうに違いありません。

そこで、今回はこの中から特に筆者が「食べてぇ……」となった、「平穏な大地ガレット★」を作っていこうと思います。

しかし、調理するにももちろん現実に行われたコラボカフェではないため、情報はこの写真1枚と「平穏な大地ガレット」という文字のみ。そこでただひたすらに(味を想像しながら)推測に移ります。

・ガレットということはおそらくそば粉

・平穏な大地 なので根菜多めでやってみる

・具材に赤みが見えるのは人参?

・あとチーズっぽいの見える

と推測していき、ある程度形にできそうなメドがついたので調理開始です!

そば粉ネリネリからスタート

まずはそば粉150gと水100ml、塩小さじ1/4を用意し、全て混ぜて木べらでネリっていきます。

ネリネリ。粉っぽさがなくなるまでネリネリ。とにかくネリネリ。

すると、ある瞬間から急に粉っぽさが消え去ります。

粉っぽさ終了のお知らせののち、さらに水150mlと溶き卵1個分を入れ、泡だて器でシャカっていきます。

ダマっぽくもなく、ある程度混ざりきったらシャカり終了。小麦粉とは違いちょっとグレーみのある色ですね、香りもほんのり土っぽさがありました。これがそば粉の香りなんですかね。生地は一旦休ませておきます。

続いては具材の準備。人参・玉ねぎは小さめにカット。しめじは石づきを落として適当にむしっておきます。

じゃがいもも小さめにカット。こちらは別途で下ごしらえをしたいので隔離。

最後にベーコンを3枚ほど、2cm幅程度にカットしたら具材の準備はOK。

フライパンにオリーブオイルを引き、ベーコンを炒めていきます。脂が溶けてきたら野菜も投入。

炒めてる最中に気づいたんですけど人参を最優先で加熱しておいたほうがよかったですね、硬さが他の食材と段違いなので。もしくは一旦電子レンジで加熱しておくべきでした。

じゃがいもは全体に片栗粉をうっすらまぶしてオリーブオイルで揚げ焼きに。具材の中にも食感の違いを出したら面白そうだったので。

これで具材の準備もオッケー。最終的な形にしていきましょう!

フライパンにサラダ油をいれ、ペーパータオルで全体に広げてなじませておき、生地を落とします。

本当は薄ーく広げたかったのですが、筆者のスキル不足によりちょっともったりしちゃいました。

生地の表面が乾いてきたら先程の具材とチーズを載せます。

生地を焦がさない程度の火加減をキープしつつ、チーズが溶けるまでじっくりと熱を加えていきます。溶けろよ溶けろよチーズよ溶けろ。

ガレットといえば四方を中央へ向けて折りたたむスタイルが一般的ですが、今回は再現を優先してダイナミック二つ折り。さらに具材へ熱を入れてチーズを溶かしていきます。

付け合せの生野菜も用意してお皿に移せば「平穏な大地ガレット★」の完成!

断面図。チーズの溶け具合がグッド。そば粉らしい独特の風味を持つ生地と中のチーズとベーコンの塩味のバランスが最高です。炒めた具材と揚げたじゃがいもの食感の違いもアクセントになって大変美味しく仕上がりました。

さらにゲーム内で確認できるメニューにはドリンクもあるので……

こちら。ブルーキュラソーシロップ(アルコール無しのオレンジ風味の青いシロップ)と炭酸水を使った「病気平穏ソーダ」(※お守りによくある「病気平癒」ではない)。これでコラボカフェとして完全体となりました。(オマケでランダムにもらえるというコースターが用意できなかったので超完全体にはなれず。無念)これでそのうち『Ghostwire: Tokyo』コラボカフェが開催されても予習はバッチリですね。


今回の調理、生地を薄く伸ばす工程やその後の火加減などなかなか手強い部分もあり、お手軽そうな題材かと思っていましたが一筋縄ではいかない難易度となっていました。強敵を打ち倒す楽しさってありますよね。どっかの世界でボタン9個で戦ったり

題材のアイディアなどありましたらコメントで教えていただければ幸いです。ちなみにひとつやりたい料理はあるのですが、まだゲームが発売していないためやれておりませんカワバンガ。では次回をお楽しみに。


《KADEN》

三度の飯とゲームが好き KADEN

1986年、横浜に生まれ落ちる。祖父が持っていたPC9800シリーズとFM-TOWNSによって目覚め、Dreamcast版タイピングオブザデッドに教育され、正月に購入したHalf-Life 2とBattlefield 2によって後戻りできなくなる。 最近はゲームにかこつけて料理の記事も上げたりする。

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