ピザ作りシム『グッドピザ、グレートピザ』―「ピザはどんな文化的背景にも関わらず、誰もが食べるユニバーサルな食べ物」【開発者インタビュー】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

ピザ作りシム『グッドピザ、グレートピザ』―「ピザはどんな文化的背景にも関わらず、誰もが食べるユニバーサルな食べ物」【開発者インタビュー】

『Papers, Please』が影響を与えているとのことです。

連載・特集 特集
ピザ作りシム『グッドピザ、グレートピザ』―「ピザはどんな文化的背景にも関わらず、誰もが食べるユニバーサルな食べ物」【開発者インタビュー】
  • ピザ作りシム『グッドピザ、グレートピザ』―「ピザはどんな文化的背景にも関わらず、誰もが食べるユニバーサルな食べ物」【開発者インタビュー】
  • ピザ作りシム『グッドピザ、グレートピザ』―「ピザはどんな文化的背景にも関わらず、誰もが食べるユニバーサルな食べ物」【開発者インタビュー】
  • ピザ作りシム『グッドピザ、グレートピザ』―「ピザはどんな文化的背景にも関わらず、誰もが食べるユニバーサルな食べ物」【開発者インタビュー】
  • ピザ作りシム『グッドピザ、グレートピザ』―「ピザはどんな文化的背景にも関わらず、誰もが食べるユニバーサルな食べ物」【開発者インタビュー】
  • ピザ作りシム『グッドピザ、グレートピザ』―「ピザはどんな文化的背景にも関わらず、誰もが食べるユニバーサルな食べ物」【開発者インタビュー】

気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、TapBlaze開発、PC(Windows/Mac)向けに1月7日に正式リリースされたピザ作りシミュレーション『グッドピザ、グレートピザ』開発者へのミニインタビューをお届けします。

本作は、ピザ屋さんになってピザ作りをする料理シミュレーションのSteam版。ベストを尽くして注文に沿ったピザを作っていきます。新しいトッピングの入手や設備をアップグレードして、ライバル店アリカンテを打ち負かすのが目標。4年間ピザ屋のキッチンで働いたプロのピザ職人によるゲームデザインが特徴です。日本語にも対応済み。

『グッドピザ、グレートピザ』は、1,200円で配信中


――まずは自己紹介をお願いします。一番好きなゲームは何ですか?

Anthony Lai氏(以下Anthony)こんにちは、本作を作ったTapBlazeのCEO、Anthony Laiです。私たちは、天気良好なカリフォルニア州ロサンゼルスにある小さなゲームスタジオです。思い出深いゲームはたくさんあるので、一番好きなゲームを選ぶのは難しいですが、一本選ばなければいけないとしたら、『MechWarrior 2』ですね。子供の頃にかなりたくさん遊びましたから。

――本作の開発はなぜ始まったのですか?

Anthony私はニューヨークのクイーンズ区という移民だらけで多様性がある地域で育ちましたので、ピザはどんな文化的背景にも関わらず、誰もが食べるユニバーサルな食べ物でした。そのため、シミュレーションゲームを作りたいと思った時、私が大好きな「料理」と「ピザ」をテーマにしたいと思いましたし、現実世界と同様、バーチャルな世界でも「ピザ」が人気になると確信していました。

――本作の特徴を教えてください。

Anthonyユニークなアートスタイルやおかしなお客さんたちの会話以外にも、本作にはいくつか特徴的な部分があります。一つ目として、プレイヤーはピザ作りにおいて完全なる創造的自由を手にしているということです。ピザ生地はキャンバスで、トッピングはインクなのです。ある意味、プレイヤーはピザを作るたび、絵を描くような感覚を味わうことができるのです。

二つ目は、お客さんがやってきて注文をする際、これが会話形式で行われるということです。これによりリアルさだけでなく、ユニークなストーリーを作ることが可能になりました。三つ目は、特定のキャラクター、イベント、ストーリーに影響を与える選択をプレイヤーがすることになるということです。

――本作はどんな人にプレイしてもらいたいですか?

Anthony食べ物や料理、カジュアルゲームに興味があるあらゆる人に遊んでもらいたいですね。

――本作が影響を受けた作品はありますか?

Anthonyはい、『Papers, Please』が本作に影響を与えています。ピザを作るという日常でありふれていることが、キャラクターやイベント、そしてエンディングに影響を与えるという点が私たちはとても気に入っているのです。

――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか?

Anthony2年間リモートで作業をしてきましたので、影響はありました。ディスカッションやクリエイティブなアイデアの伝達、ブレインストーミングするのも簡単ではなかったですね。

――本作の配信や収益化はしても大丈夫ですか?

Anthony大丈夫です!本作が(ブラジル、中国、韓国などで)ナンバーワンのモバイルゲームになることができたのは、プレイヤーの皆さんによる配信のおかげなのです。

――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。

Anthony読者の皆さんには本作を遊んでみていただけると嬉しいです。プレイヤーの皆さんによるレビューやフィードバックを読むのはとても楽しく、本作を改善する良いモチベーションになります。日本でもいつか、トップチャートに載ることができたら良いなと思っています!

――ありがとうございました。

◆「注目インディーミニ問答」について
本連載は、リリース直後インディーデベロッパーメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に500を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。





《Chandler》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

連載・特集 アクセスランキング

アクセスランキングをもっと見る

page top