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【吉田輝和の絵日記】ゾンビオープンワールド『ダイイングライト2』はパルクールが楽しすぎて妹探しを忘れる

妹もちゃんと探してね!

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忘れもしない……僕がまだサラリーマンだった6年前、会社帰りに念願のPlayStation 4本体を手に入れ、ホクホク顔で電車に揺られていました。一緒に購入したソフトは知人から勧められた『ダイイングライト』。オープンワールドでパルクールもできて大好きなゾンビもので……早く帰ってゲームをプレイしたいという気持ちが高まっていました。

そんな時です。スマホを見てみると、PlayStation 4の値下げを発表するニュースが……そんな……そんな……。

……そんな苦い思いを噛みしめながらも『ダイイングライト』にはがっつりハマっていました。買ってよかった!

今回は、Techlandが開発し、スパイク・チュンソフトから発売された『ダイイングライト2 ステイ ヒューマン』のPS5版。本作は、ハランウイルスの蔓延によってゾンビがあふれた終末世界をパルクールで駆け回るオープンワールドアクションRPGです。本作の主人公であるエイデンは、生き別れた妹を探すために生存者たちがいるシティに向かうことに。しかし、シティは複数の勢力がけん制しあう厄介な場所で、エイデンはいずれかの勢力に加担することになります。

そうそう、これこれ!結局怖いのはゾンビじゃなくて人間って展開でしょ!そういうの好きなんだよな~。

HPバーのおかげでゾンビなんて怖くないもん!

ハラン市で起こったパンデミックにより、街はゾンビで溢れかえっていた。生き残ったわずかな人たちは、小さな集落で身を隠すように暮らしていた。

ゾンビの蔓延度がまだ町内レベルなら「ホームセンターに武器を調達しに行かないと!」とか「いやいや略奪される前にコンビニで食料確保!」なんて若干ウキウキした気持ちでいられるけど、世界レベルなら諦めたくなるよね。

僕なら「もう来世でがんばろ!」って気持ちになるな!うん!

主人公のエイデンは、そんな世界で、生き別れになった妹を探して旅をしている。

まずはチュートリアル。NPCの指示に従い、山道を駆け抜けてゆく。

フィールドのそこら中に取得可能なアイテムが落ちている。カモミールやハチミツは回復アイテムの素材になるぞ。

山菜採りでは「全て採ることはしない」なんてマナーを聞くけど、この世界でそんなことは言ってられないし、見つけたら根こそぎ拾っておこう。

ちなみにサイバーセンスという機能を使うと、拾えるものや干渉可能なオブジェクトが強調して表示される。壁の向こう側にあるものでも透過して表示されるので便利だぞ。

僕は家の中で財布やスマホをしょっちゅう無くすので、リアルでもサイバーセンスが欲しいぜ……。

山道を抜けて民家にたどり着いた。あそこにいるのは家の人かな?いや……ゾンビだ!

今のところはこちらに気付いている様子はないが、「どうせ近付いた途端にガバーッと襲ってくるんだろ!」とビビりながらおそるおそる近寄ると……

ゾンビの頭上にHPバーが表示された!

頭上にHPバーがある敵ってホラーのジャンルから外れるよね。

撃破!

敵はゾンビだけじゃない!戦闘スキルを使いこなせ

ゾンビ作品の敵って結局人間なんだよな……。

もちろん、本作にも人間の敵が登場するし、ゾンビとは違って厄介なところがある。

しかし、ジャストブロックという敵の攻撃をタイミングよくガードするアクションを覚えればこっちのもんだぜ!

攻撃を受けるギリギリのタイミングでボタンを……あ、痛い!ちょっと待って……!

タイミングを掴むには時間が必要だな。その間は平和主義者を装おうっと。

戦闘レベルが上がると、落下しながら敵の頭を粉砕するスキルや敵の投射物を弾き返すスキルなどが習得できるようになる。

そうなればゾンビや人間との戦いも楽になるな。でも、スキルは豊富に用意されているみたいだから、物覚えが悪い僕はひとつくらい存在を忘れそうだな……。

パルクールでゾンビシティー探索!

ゾンビがいない居住区には、生存者が暮らしており、アイテムやクラフトの設計図などの売買や、サイドクエストが受注出来る。

装備も整えたので、サイドクエストで寄り道しながら探索してみようっと。

外はそこかしこにゾンビが徘徊しているので、移動は基本的に屋上伝いで進む。

ここに掴まって登れ」と言わんばかりに足場が用意されているな。

これはパルクールをしろってことだな!

……って、登っている最中にスタミナが切れて転落しちゃった。

特に序盤は最大スタミナが少ないので、何度も何度も……。

この体力の無さ、親近感を覚えるな。いや、僕はパルクールなんて出来ないけど。

夜になるとゾンビは活発になり、日中、建物の中に引きこもっていたゾンビも徘徊するようになる。しかし、それは逆にいえば建物の中にいるゾンビが少なくなるということだ。

打ち捨てられたお店では貴重なアイテムが入手出来るので、ゾンビが出払っている夜が狙い目だな!

夜に現れる特別なゾンビもいる。あの巨体のゾンビ、見るからに恐ろしいんですけど……!

そうこうしている内に夜が明けた。一旦、居住区に帰るか……

って屋上に誰かいる!?

なんだこいつ!紫色に光ってる!新種のゾンビか!?

まあいい!先手必勝だ!

って……UVライトで照らされていただけの人間……?

間違って殺しちゃったよ……。

あ……これがゾンビ作品あるあるの「結局一番怖いのは人間」だ!

オンラインで開催!高所飛び降りチキンレース

本作は最大4人までのオンライン協力プレイに対応している。ソロでは難しかったクエストも、他のプレイヤーに手伝ってもらえば楽にクリア出来そうだな。

今回は野良で他のプレイヤーの世界にお邪魔してきたぞ。

ソロ時は大勢の敵に囲まれていたが、今回はこちらの方が数が多い。フルボッコタイムだ!

この調子でクエストもサクッと終わらせるぜ!と思ったら……

仲間の一人が誤って高所から転落してしまったことをきっかけに、誰が一番高い所から飛び降りて死なずに生還出来るかを競い合う、謎のゲームが始まった。

ハハハハ!ヒュ~~~!」と爆笑しながら飛び降りる外国人プレイヤー。それにならって「僕なんかもっと高い所から飛び降りちゃうもんね!」と高所を目指す。

結局クエストはクリアしないまま終了したが、「まあこういうのも野良プレイの醍醐味だな!」と個人的には大満足だった!

でもボイチャでコミュニケーションを取れば、効率的にクエストを進められるんだろうな~。


25時間ほどプレイしていますが、サイドクエストをこなしたり、アイテムを拾い集めたり、ただただフィールドを探索したりしていたので、ストーリーはクリアしていません。公式によると、ストーリーをクリアするだけなら20時間、すべての要素をプレイすると500時間はかかるそうなので、まだまだ楽しめそうです!

フィールドには、登れない場所を探す方が難しいくらい掴むことができる場所がたくさんあり、建物の屋上には、「この世界の住人、ゾンビワールドを満喫してない?」って思っちゃうくらいパルクールのためのギミックが豊富に用意されています。ただただ移動するだけで爽快なパルクールが味わえるんです。

ジャンプとダッシュをする際、画面が強めに揺れる演出があるので、3D酔いをしやすい人は注意が必要かもしれません。設定でモーションブラー効果をオフにすると揺れが軽減されますが、それでも僕は少し酔ってしまいましたね……。

また、発売直後から数多くの不具合が報告されていますが、持続的なアップデートによって修正が行われており、徐々に解消されているそうです。

いずれにしてもゾンビ×オープンワールドが好きな人には刺さる作品だと思います!

『ダイイングライト2 ステイ ヒューマン』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox Oneを対象に発売中です。

吉田輝和のプロフィール:自画像の絵日記を20年以上書き続けている謎のおじさん。近年、「先輩がうざい後輩の話(一迅社)」や「吸血鬼すぐ死ぬ(秋田書店)」、「からかい上手の高木さん(小学館)」などの人気漫画のモブキャラとして登場している。何故こんなに漫画に登場しているのか、描いた漫画家も吉田本人もよくわからないらしい。吉田輝和個人のTwitterはこちら


《吉田 輝和》

おじさんの絵を描くおじさん 吉田 輝和

20年近く趣味でおじさんの絵(自画像)を描いていたら、いつの間にかおじさんの絵を描く仕事をするようになったおじさん。「吸血鬼すぐ死ぬ」や「からかい上手の高木さん」など数多くの漫画に、自分でも知らない内にモブとして登場している。 現在はGame*Sparkや他メディアでおじさんの絵やゲームの絵日記を連載中。お仕事の依頼は吉田輝和ツイッターからどうぞ。

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