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廃墟サンドボックス『Cloud Gardens』―開発中止となったMMOゲームのプロトタイプから生まれました【開発者インタビュー】

植物が生い茂った廃墟に魅了されてしまうこの感覚…不思議ですね。

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廃墟サンドボックス『Cloud Gardens』―開発中止となったMMOゲームのプロトタイプから生まれました【開発者インタビュー】
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気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Noio開発、PC/Mac/XSX/Xbox One向けに9月2日に正式リリースされた廃墟サンドボックス『Cloud Gardens』開発者へのミニインタビューをお届けします。

本作は、放置された廃墟などの人工物と自然との調和を作り出すサンドボックスゲーム。目標のない自由なサンドボックスモードや複数のチャプターにわたるキャンペーンモードを備え、ガーデニングシミュレーター、ディストピアの風景を築くビルダー、パズルゲームの要素を併せ持っています。日本語にも対応済み。

『Cloud Gardens』は、1,840円で配信中


――まずは自己紹介をお願いします。一番好きなゲームは何ですか?

Thomas van den Berg氏(以下Thomas)Noioという小さなスタジオを運営しているThomas van den Bergです。様々なジャンルのゲームが好きですが、特にRTSとシミュレーションゲームが大好きです。子供の頃は『Z』というRTSに夢中でした(そのあとは『Command & Conquer: Red Alert』にハマりました)。

また、多くの他のゲーマーたちと同様、『Deus Ex』には懐かしさを感じます。あの作品が出た当初、実写のようなグラフィックは目を疑いました。とは言え、私が自分で作るゲームでは、ゲームプレイやストーリーよりも、芸術性やフィーリングを大事にしています。

――本作の開発はなぜ始まったのですか?

Thomas本作は、私が以前作っており、「Garbage Country」と呼んでいたプロトタイプのスピンオフみたいなものです。このプロトタイプはMMOゲームで、プレイヤーはサルベージしたものを使って建物を作ったり、植物を育てるというものでした。この開発は打ち切る決断をしたのですが、植物シミュレーション部分がとても良いものになっていたので、なんとかこれを活かせないかと考えたのです。そして、それが本作となりました。

――本作の特徴を教えてください。

Thomas本作は雰囲気と芸術性が特徴の非暴力ゲームです。本作の主人公は植物です。私は植物というものをただ景色の一部にしてしまうのではなく、ゲームプレイの中心に置きたいと思いました。

――本作はどんな人にプレイしてもらいたいですか?

Thomas本作は幅広い方に気に入っていただけるのではないかと思っています。多くのプレイヤーの方には、本作のフィーリングというものを楽しんでいただけると思いますし、特に自分で何か作るのが好きな人には気に入っていただけるでしょう。しかしもし、高難度のアクションゲームをお探しでしたら、たぶん別のゲームをやった方がいいと思います。

――本作が影響を受けた作品はありますか?

Thomas本作に主に影響を与えたものの一つが廃墟の写真です。見捨てられ、何十年にも渡って植物が生い茂った場所。私はこの雰囲気をなんとかして本作の中で再現できないかと思いました。

――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか?

Thomas私は自宅から主に仕事をしています。同じような日の繰り返しで退屈でしたが、生産性は高かったです。開発も終盤になると、まるでトンネルの中を突き進んでいるような感覚になり、特に周りの世界から分断されているような環境では、いつも以上に力を発揮できました。そんな感じで、新型コロナは本作の開発において、良い影響を与えたと言えるでしょう。しかし、もしもっと多くの人と本作について話す機会があれば、本作の問題点をより早く見つけることが出来ていたかもしれないですね。

――本作の配信や収益化はしても大丈夫ですか?

Thomasはい、もちろんです。

――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。

Thomas早期アクセスの頃から本作をサポートしていただき、ありがとうございます!本作における最高傑作のいくつかは日本人プレイヤーによるものです。おかげで、よりパワフルなツールをプレイヤーの皆さんに提供しなければというモチベーションになりました。

――ありがとうございました。

◆「注目インディーミニ問答」について
本連載は、リリース直後インディーデベロッパーメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に500を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。

《Chandler》

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