【吉田輝和の絵日記】舞いまくって世界復興!農作業にバトルに恋愛に大忙しな『龍の国 ルーンファクトリー』 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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【吉田輝和の絵日記】舞いまくって世界復興!農作業にバトルに恋愛に大忙しな『龍の国 ルーンファクトリー』

今回は、マーベラスから発売された『龍の国 ルーンファクトリー』のPC版をプレイ!

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今回は、マーベラスから発売された『龍の国 ルーンファクトリー』のPC版をプレイ!本作は、「大地の舞手」という不思議な力を持つ主人公が、人々と力を合わせて里を復興させていくファンタジー生活ゲームです。これまでの『ルーンファクトリー』シリーズとは違い、東洋を舞台としているのが特徴です。

以前は超絶低スペックなPCしか持っておらず、家庭用ハード一択だったのですが、まあまあなスペックのPCに買い替えたおかげで、今回はPC版で遊べるようになりました!ただ、PCでもスイッチでもPS5でも同じモニターに繋いでいるので、どのハードでプレイしても感覚的には一緒なんですが。

◆舞の力で里を復興!

まずは主人公の姿を男女から選択する。男性主人公はスバル、女性主人公はカグヤと名前が決まっているが変更は可能だ。僕はいつものように男性主人公に「おじさん」と名付けた。

オープニングでは、先程選択した男性主人公と、選ばなかった女性主人公の二人が龍の背に乗って戦っている。選ばなかった方はライバル的存在として物語に関わってくるのだろうか。

そして二人の刀が交わろうとしたそのとき!主人公「おじさん」はお布団の中で目を覚ます。夢だったのか?

どうやらおじさんはこの神社で暮らしているらしい。屋根には穴が開き、梁も落ちてきていて、なかなかのボロさだ。

おそらくは「村の人からも忘れられた古い神社とその村を復興させる」といったストーリーなのだろう。村の人たちよ、神聖な神社を壊れたまま放置しちゃダメだよ!そういや誰かが神社の外で呼んでいたな。

おじさんを呼んでいた彼女は、お茶屋の娘の「いろは」。

いろはちゃんによると、あるとき主人公が神社の屋根に大穴を開けて倒れていて、それからこの春の里で暮らすようになったらしい。

壊したの僕じゃん!すみませんでした。

春の里には今も数名の住人が暮らしているが、土地も木々も獣たちもやせ細り、守り神であるご神木さえ枯れ果てていた。言い伝えによると、かつてこの木にはムチプリで美しい女神様が宿っていたという。

その夜おじさんは、夢の中でアズマの国の神「うららか」から里の復興を頼まれ、鼓の神器を授かる。よーし、いっちょ里を復興させちゃいますか!神社の屋根ぶっ壊しちゃったし……。

◆農作業に建築にバトルに、里長は大忙し!

神様から授かった鼓の神器で舞えば、植物を育てたり、枯れた土地を癒やしたりできる。里中の枯れた木々を花咲かせてまわろう。

里の中では作物の栽培や、お店や民家などの建築が可能だ。

作物の世話は自分で担当してもいいし、住人に仕事を任せて、別の作業に打ち込むこともできる。いつの間にか里長に任命されてしまったので、住人たちの生活を保証する必要がある。つまりお金を稼がねばならない。

作物などを出荷倉庫に入れると、翌日にはお金が手に入る。農作業ゲームではお馴染みの出荷箱だけど、このシステムが現実でもあったらいいよなあ。

家中の不用品を出荷箱にぶち込みたい。完全に不要な物だとしても、機器類ってなんか捨て辛いよね。

里の外には魔物たちが徘徊している。剣や弓などの武器での通常攻撃以外にも、神器を使った攻撃手段もある。

最初に貰った鼓はHP回復の効果があり、ほかにも炎属性で攻撃する剣や、水属性の傘など様々な神器が使えるぞ。

里の住人を仲間として連れていけるので、仲間の能力に応じた色んな戦い方が試せそうだ。

住人と一緒にバトルへ行くには、絆レベルを上げる必要がある。絆は、一日一回の交流やお願いごとを叶えたり、絆の舞を踊ったりすることで深まっていく。関係が親密になれば、いずれ結婚することもできる。

すべての住人に毎日話しかけたりプレゼントを送ったりするのはちょっと面倒だし、ストーリーもなかなか進められなくなるので、僕はお気に入りの住人とだけ交流するようにしている。ただ、ストーリー終盤になっても絆レベルが初期のままだと、なんか気不味くなりそうだ。

現実でも、出会ってから結構経つのに絆レベルが初期状態の人って結構いるよね。

春の里以外にも、夏の里、秋の里といった里が登場し、それぞれの場所で作物の栽培や建築が可能だ。ストーリー進行に合わせて作物の種や建築物、置物類の種類が増えていくので、季節の里ごとにテーマを設けて復興させていくのも楽しそうだな。


ストーリークリアまでにかかったのは、およそ45時間。まだ手をつけていないやり込み要素も残っているので、まだまだ遊べそうです。

最初は「ナンバリングタイトルじゃないし、大丈夫かな~?」なんて不安もあったんですが、気づけば歴代シリーズの中でも上位に食い込むくらい、ガッツリ楽しんでました。

僕はこういう農作業系のゲームって、中盤あたりから作物の世話がちょっと面倒になってくるタイプなんですけど、今回は住人に任せられるのが本当にありがたかったですね。おかげで、景観づくりとか、こだわりたい部分に集中できました。

シリーズ経験者はもちろんのこと、バトルの難易度も控えめで調整も可能なので、アクションが苦手な人や、シリーズ未体験の人にもおすすめしやすい一本です。

『龍の国 ルーンファクトリー』は、ニンテンドースイッチ/ニンテンドースイッチ2/PC(Steam)向けに発売中です。



吸血鬼すぐ死ぬ

(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
イラスト制作/ライター:吉田 輝和

イラスト制作/おじさんの絵を描くおじさん 吉田 輝和

20年近く趣味でおじさんの絵(自画像)を描いていたら、いつの間にかおじさんの絵を描く仕事をするようになったおじさん。「吸血鬼すぐ死ぬ」や「からかい上手の高木さん」など数多くの漫画に、自分でも知らない内にモブとして登場している。 現在はGame*Sparkや他メディアでおじさんの絵やゲームの絵日記を連載中。お仕事の依頼は吉田輝和ツイッターからどうぞ。

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  • スパくんのお友達 2025-06-17 14:17:20
    モニターの上のアクスタが気になる
    4 Good
    返信
  • スパくんのお友達 2025-06-17 9:19:26
    エアコンのリモコンは、無くなったとか壊れたとかで
    (メーカーや対応機種が分かれば)意外と需要あるらしい
    9 Good
    返信
  • スパくんのお友達 2025-06-17 4:17:05
    一戦だけふざけんなって難易度の戦闘があったけど飯ドカ食いしつつ傘振り回しでなんとかなった
    7 Good
    返信
  • スパくんのお友達 2025-06-17 4:12:42
    全体的に優しめなのでルンファク初心者でも安心の出来栄え。
    傘による滑空は装備していないと発動しないので注意!いつも忘れて落下してます。
    8 Good
    返信

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