【祝】発売1周年!『都市伝説解体センター』愛好者が今こそ“本音”で語る座談会!! SNSは滅べ派・ジャスミン好き・後追いプレイヤーが集結 2ページ目 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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【祝】発売1周年!『都市伝説解体センター』愛好者が今こそ“本音”で語る座談会!! SNSは滅べ派・ジャスミン好き・後追いプレイヤーが集結

ネタバレ注意!3人によって行われた座談会では様々な意見が飛び出しますが、読者の皆さんが改めて本作について思い返したり考えたりする機会になれば幸いです。

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【祝】発売1周年!『都市伝説解体センター』愛好者が今こそ“本音”で語る座談会!! SNSは滅べ派・ジャスミン好き・後追いプレイヤーが集結
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  • △タカロクの私物
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  • △「都市伝説解体センター発売一周年全国解体大巡廻」パネル
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『としかい』は“引きが強い”―まるで週刊連載のような続きを読みたくなる面白さがある

タカロク:今、すでに結構突っ込んだ話をしていますが、ここからはさらに深いところの話をしていきましょう。良いところ、悪いところとか。

重田:良いところは、各話ごとの引きの部分でしょうか。

各務都心:めっちゃ良いですよね!まさに週刊連載の発想だなと思いました。

重田:実況配信されることも見越していたのかなって思います。「これからどうなるの!?」みたいな、実況者の反応は見ていて楽しいです。初見の視聴者も同じように思うでしょうし、物語を知っている視聴者は実況者の反応を見て楽しめますよね。

各務都心:引きが大事という発想は、インディーゲームではあまりない気がしていました。漫画の世界だと、引きが大事で、まず読んでもらうことが大事じゃないですか。他のゲームやクリエイターは、これを真似した方が良いと思うんですよね。もっと恥ずかしがらずに、大げさなぐらい引きを盛り上げた方がウケると思います。

重田:今のゲームは遊ぶだけでなく、実況で視聴されるメディアでもあるので、見られる意識は必要かもしれないですね。

各務都心:引きがあると、やってみようってなりますからね。

重田:特に『としかい』はタイムパフォーマンスが良くて、「今日は何話までやるぞ」という感じでやりやすいと思いました。

タカロク:確かに!近年のショート動画の流行というか、短くて面白いコンテンツを楽しむ層がいるという意味では、長さがちょうど良かった気がします。

各務都心:他に良いところと言えば、解体ポーズも良かったなと思いますね。変身バンクみたいで。あれ、めっちゃワクワクしましたよ!アドベンチャーゲームでこういった演出をやるのは、なかなか面白いですよね。

重田:それが緻密なドット絵アニメで描かれていて、気合いが入っているなと思いますね。

各務都心:良くないところで言うと、本編中では「この展開だと色々と不都合が起きないか?」と思ってしまうところが、精査するといっぱいありますよね……。1回もセンター長と会ってないとか、あとは警察が無能すぎるとか。

タカロク:創作の警察はよく無能になってしまうから、仕方がない感じはします。

各務都心:でも、一番微妙だったのは、さっきも言いましたがやっぱりSNS調査ですね。あるからこそメッセージ性が引き立つのは分かるのですが、作業としてしんどい要素でした。

タカロク:SNS調査もですが、個人的には全体的にすごく作業感を抱きましたね。

各務都心:謎を解いているというよりは、解かされているというか。

タカロク:基本的に全部調べないといけないじゃないですか。体験としてのゲームという点で言うとほぼ1本道で、余白がないゲームだなとは感じてしまいましたね。

重田:ただ1本道で簡単なのは、ある意味で良いと思いましたね。

各務都心:インタビューとかでもよく、開発者の方が「ゲームをやらない人がクリアできるゲームを作りました」と話されているイメージがあります。

重田:でも、歩かずにポイント&クリックでも良かった気もします。右に左にと歩かされるから、そこは別に省略しても良いのではと思いました。マップがあるから、ゲームをプレイしている感があるかもしれないのですが……そこの塩梅は、難しいですね。

タカロク:ゲームを普段から遊んでいるプレイヤーにとっては、少し退屈さとか、選択性のなさみたいなのはありますが、ライトユーザーにとってはやりやすいというところでしょうか。

重田:ヒント機能は素晴らしいですよね。こんなに充実しているなら、パズルはもっと難しくてもという気はしました。

各務都心:あとこのゲームは、作家の思想がかなり出ている気がするので、そこに対して乗れる、乗れないがかなり大きい気がしていています。インフルエンサー、配信者、ライターとかに対してすごく厳しいから。

重田:ライターはね、ちょっと……(笑)。と、最初は思いましたけれど、最終的には山田ガスマスクさんのことが好きにはなっています。

各務都心:古めかしいオカルトミステリーホラーの空気を被っていると思いきや、現代ネット社会の闇の話に行くから、わりと入口と出口が違うゲームだなと思いました。

重田:ドット絵がレトロとは限らないという現代を、よく表しているようなゲームですよね。

タカロク:なるほど。ところで、都心さんと私はシナリオライターの仕事もしているわけですが、ストーリー的にはどう思われましたか?

各務都心:連載漫画っぽい作りですよね。さっきの引きの話もそうですが、読者を最後まで連れていくことをとても大事にしている。そういう作品って、後から見返すと矛盾していたり、おかしいところがいっぱいあるのでどうなんだろうなと思う一方で、本作はやはり引きがかっこいい。自分もすごい勉強になりました。

ただある意味、良いも悪いも表裏一体だとも思います。わかりやすいどんでん返しを作ることによって、お客さんから拡散してもらえる。でも、構造の綺麗さを求めるお客さんからすると、「どんでん返ししただけだな」と思われる危険性もあって。まさしく、タカロクさんはそこを期待していたのですよね?

タカロク:どんでん返しまでには、段階を踏んで引っ繰り返してくれるのかなと思ってたんですよね。次回予告的な引きの部分がそれにあたると思うのですが、やはり期待値が高すぎて……。作品を本来の意味ではしっかり楽しめなかった側なのかなとも思いますね。ただ、その楽しめなかった分を補うぐらいキャラクターが魅力的なので、そこが救いでした。

重田:キャラクタービジュアルに音楽に……。僕も、ストーリーというよりはこれらの要素が好きなのかもしれません。


ライター:タカロク,編集:八羽汰わちは,インタビュアー:各務都心,インタビュアー:重田 雄一




ライター/ライター タカロク

どこかの会社のシナリオライター。浅く広くたまに深く。好きなMSはリック・ディアス。

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編集/ 八羽汰わちは

はちわたわちは(回文)Game*Sparkの共同編集長。特技はヒトカラ12時間。

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インタビュアー/ 各務都心

マーダーミステリー『探偵シド・アップダイク』シリーズを制作しているシナリオライター。思い出の一本は『風のクロノア door to phantomile』。

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インタビュアー/メインチャンプはルル 重田 雄一

10年以上『リーグ・オブ・レジェンド』をプレイしています。得意なジャンルは対戦ゲームですが、ストーリー性のある作品も好みです。

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