気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Unseen Interactive開発、PC向けに4月1日にリリースされたオンライン協力型サバイバルホラー『Forsake: Urban horror』開発者へのミニインタビューをお届けします。
本作は、各プレイヤーが都市探検家グループの一員となり、超常現象に満ちた場所を探索し悪魔祓いする1~4人協力プレイのオンラインサバイバルホラー。プレイヤーは、立ち入り禁止の場所や超常現象が起こる場所に入り込み、命がけでその暗い秘密を探ります。日本語にも対応済み。
『Forsake: Urban horror』は、1,299円(4月8日までは20%オフの1,039円)で配信中。
――まずは自己紹介をお願いします。一番好きなゲームは何ですか?
Thomas Pilling氏(以下Thomas)私たちは数年前に作られたフランスの小さなスタジオ(3人で活動中)です。私は2人のゲームデザイナーのうちの1人で、Thomas Pillingです。サウンドデザインも担当しています。
私たちは、『バイオハザード』や『サイレントヒル』、そしてインディーでは『Phasmophobia』や『DEVOUR』と言った、ホラーゲームの大ファンなんです。
――本作の開発はなぜ始まったのですか?
Thomasホラーをテーマにしたゲームで、ランダム生成された場所を探索する新たな手法を形にするため、本作の開発を開始しました。廃墟探索をする「URBEX(訳注:Urban Explorationの略で、都市探索の意味)」に「かくれんぼ」をミックスさせたようなアイデアでした。
――本作の特徴を教えてください。
Thomas本作の特徴的な点は、1~4人用の協力型オンラインサバイバルホラーゲームであり、ランダムに生成される場所(各マップのパーツ、アイテム、戦利品)を通じ、素晴らしいリプレイ性を備えているということです。私たちは探索のたび、どのような存在がいるのか、どのような場所になるのかわからないという、未知の世界を提供したいと考えました。
――本作はどんな人にプレイしてもらいたいですか?
Thomas怖がることや友達と一緒に遊ぶことが大好きな、筋金入りのホラーゲームプレイヤーたちに遊んでもらいたいですね。
――本作が影響を受けた作品はありますか?
Thomas特定のものからインスピレーションを受けたということはありませんが、『DEVOUR』や『Pacify』などは、影響を受けたものの良い例です。
――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか?
Thomasフランスで状況が好転していた2021年に開発に着手したため、新型コロナによる開発への影響はあまりありませんでした。
――本作の配信や収益化はしても大丈夫ですか?
Thomas多くの配信者たちが私たちのゲームをプレイしている姿を見るのは、まさに私たちの誇りであり、彼らが怖がる様子を見るのも大好きです。
――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。
Thomas私たちは日本の文化や日本のゲームが大好きです!日本のプレイヤーの皆さんにも、私たちのゲームを好きになっていただけると嬉しいです!私たちは最高の体験を提供するため、すべてのエネルギーと愛を本作に注ぎ込みました。
――ありがとうございました。
本連載は、リリース直後のインディーデベロッパーにメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に700を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。
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