低評価レビューの実際のところは?『アウター・ワールド: スペーサーズチョイス・エディション』グラフィック向上とレベルキャップ引き上げはファンには嬉しいものの…【特選プレイレポ】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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低評価レビューの実際のところは?『アウター・ワールド: スペーサーズチョイス・エディション』グラフィック向上とレベルキャップ引き上げはファンには嬉しいものの…【特選プレイレポ】

本日ご紹介するのはObsidian EntertainmentとPrivate Divisionによる『アウター・ワールド: スペーサーズチョイス エディション』。グラフィック面などで旧世代版からぐっと強化されたリマスター作品です。

連載・特集 プレイレポート
低評価レビューの実際のところは?『アウター・ワールド: スペーサーズチョイス・エディション』グラフィック向上とレベルキャップ引き上げはファンには嬉しいものの…【特選プレイレポ】
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Game*Sparkで日々紹介される採れたての注目Steamインディーゲームたち。

その中で、このゲームあのゲームの内容が知りたい、そう思う方は少なくないのではないでしょうか?そこで、そんなゲームの中から1本をピックアップして紹介するのがこの企画「しぼりたて!特選Steamプレイレポ」。実際の内容をスッキリスピーディにお届けしたいと思います。こってりなプレイレポ類が見たいなら爆速プレイレポもお忘れなく。

今回取り上げるのは、「話術と腕力どちらに自信あり?説得から威圧までイベントからラスボス戦まで首尾一貫した自由度の高さ」「NPCの眼の輝きに注目!火の粉などの粒子表現やライティングなどのグラフィック面での向上」などが魅力の、一人称型SFARPG『アウター・ワールド: スペーサーズチョイス・エディション』。では早速その内容と魅力のポイントを見ていきましょう。

『アウター・ワールド: スペーサーズチョイス・エディション』とは

本作は2023年3月8日に発売された一人称型SFARPGです。

2019年10月25日に発売された『アウター・ワールド』のリマスター版となる本作は、ゲーム本編と『エリダノス殺人事件』および『ゴルゴンに迫る危機』のDLC2種をセットにしたものに、ビジュアル面の向上レベルキャップの引き上げなどが行われた新世代版となっています。

Fallout: New Vegas』などで知られるObsidian Entertainmentの作品であることからもわかるように、本作もまた圧倒的な自由度の高さを誇っています。各種イベントでも話術でもって丸めこむもよし、腕力を誇示して威圧するもよしと無数の解決法と分岐がプレイヤーを待っていますよ。

スペーサーズチョイス・エディションにおいて特に目を引くのがグラフィック面での向上です。特に工場の煙突から舞い上がる火の粉や活発に活動する火山から吹き上がる噴煙など、粒子表現やライティング各種の向上は一目瞭然。活き活きと輝くNPCの眼にもぜひ注目したいところです。

新世代版としていろいろリッチになって帰ってきた「ハルシオン」を舞台とした大冒険。初めての人はその圧倒的な自由度を、ファンなら旧世代版からの変化にもう一度の感動と新発見を、色々楽しめるまさに決定版と言えるでしょう。

ステキポインツその1!「話術と腕力どちらに自信あり?説得から威圧までイベントからラスボス戦まで首尾一貫した自由度の高さ」

本作の開発はObsidian Entertainment、かの有名な『Fallout: New Vegas』などで知られる開発会社です。『Fallout: New Vegas』では末端の兵士から3大派閥のリーダーに至るまで尽くを殺害可能という自由度の高さが特徴でしたが、本作もまた圧倒的な自由度の高さを誇っています。

依頼の報酬を説得して釣り上げるなんて朝飯前。盗人相手に正面から奪い返すも説得して取り返すも、ちょっと分厚い胸板でビビらせて返してもらうもよしと、とにかくビルドの数だけ解決法があると言っても過言ではありません。

AとB、どちらかを助けろと言われた時に、“平等に”どちらも助けないなんて選択肢すらあるのが本作なのです。

クエスト目標の周りには武装した略奪者がうようよ。自力で排除しても、地元の官憲と協力してもOKです。

二枚舌、三枚舌なぞ当たり前。口下手なら肉体言語で語り合うべし。柔軟な問題解決能力こそ重要なのがここ「ハルシオン」なのです。

ステキポインツその2!「NPCの眼の輝きに注目!火の粉などの粒子表現やライティングなどのグラフィック面での向上」

『アウター・ワールド』のリマスター版となる本作では、ビジュアル面の向上やレベルキャップの引き上げなどが行われています。特にこのビジュアル面での向上は一目瞭然で、旧世代版からの変化には思わず感嘆の声すら漏らしそうになるほどです。

煙突から舞い上がる火の粉。見ていて飽きないほど綺麗ですね。
今日も元気な活火山。恥ずかしいことに旧世代版ではその存在に気づいていませんでした。

地熱発電所の煙突から吹き出る火の粉に、マグマを噴き上げる活火山。洞窟の壁面までも高精細化し、大地には青々とした草とタンポポのような綿毛が辺り一面に林立しています。こういった粒子表現などやライティングなどの向上による変化には息を呑むばかりです。

加えて個人的に注目したいのはNPCの顔、特に眼の部分。活き活きと輝く様子に思いがけず「君、いい目をしているな」と思ってしまいます。

グラフィック面での向上ははっきりわかるほどなのですが、発売以降最適化不足などを指摘する低評価レビューが相次いで寄せられている本作。

  • CPU:AMD Ryzen7 5800X

  • GPU:Nvidia RTX 3070Ti

  • メモリ:DDR4-3200 32GB

という筆者の構成では、解像度はFHDに、全設定を最高に設定した状態でおおむねFPSが80から60の間に収まるもので、時折50を割るというものでした。率直に申し上げると「非常に重い」部類かと思います。

旧世代版と比較してロード時間も短くなっているとのことですが、この辺りは筆者の鈍感さも相まってあまり気が付きませんでした。当時はHDDを使用していましたが、今回はM2SSDへとインストールしているということもあり、ストレージの変更などの影響がより大きいのではないかと思います。ここ数年の性能向上は目まぐるしいですからね(言い訳)。

確かに改良点は一目瞭然で旧世代版を知っている身としては感動することしきりなのですが、FPSの変化の大きさは酔いやすい筆者には少し厳しいものがありました。ぜひ、今後のアップデートを通じた改善には期待したいところです。

  • タイトル:アウター・ワールド: スペーサーズチョイス・エディション

  • 対応機種:PC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|S

  • 記事におけるプレイ機種:PC

  • 発売日:2023年3月8日

  • 記事執筆時の著者プレイ時間:3時間

  • 価格:8,250円




【PS4】アウター・ワールド
¥4,856
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
アウター・ワールド - Switch 【CEROレーティング「Z」】
¥2,480
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)


《K.K.》

SFとオープンワールドとミリタリー系が主食です K.K.

1990年3月の京都府生まれ。ゲーム好きのパソコン好き。ついでに言えば動物も好き。心理学部卒ゆえに人の心がわかると豪語するも、他人の心にはわりと鈍感で、乙女心となるとからっきし。むしろ動物の気持ちのほうがよくわかるが、本人は「尻尾と耳がないからだ」と弁解中。 2022年から「ゲームスパーク」で執筆中。パソコン代の足しにと始めるも、賃金はほとんど課金ガチャに消えている模様。

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