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“非常に好評”鉄道ヴァンサバ『Choo Choo Survivor』―少し前までの仕事は鉄道の機械エンジニア【開発者インタビュー】

最強の列車を目指せ!

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“非常に好評”鉄道ヴァンサバ『Choo Choo Survivor』―少し前までの仕事は鉄道の機械エンジニア【開発者インタビュー】
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気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、GTGD開発、PC/Mac向けに6月27日にリリースされたヴァンサバ風鉄道アクション『Choo Choo Survivor』開発者へのミニインタビューをお届けします。

本作は、左右にしか進めないのが特徴の『Vampire Survivors』風鉄道アクション。ゾンビの群れを倒しながらパワーアップし、どんどんどんどん強くなっていきます。日本語には対応していますが、機械翻訳ということで、有志の方を募集中です(詳しくは記事内参照)。

『Choo Choo Survivor』は、350円で配信中


――まずは自己紹介をお願いします。一番好きなゲームは何ですか?

Looqmaanこんにちは、Looqmaanです。少し前までの仕事は鉄道の機械エンジニアでした。2021年末にこの仕事を辞め、フルタイムのインディーゲーム開発者になりました。私はエンジニアリングが大好きで、仕事も楽しかったのですが、仕事環境が年々悪化し、会社が社員を適切に扱わなくなってきてしまったのです。そのため、昇進したいとも思わなくなり、13年勤めたからもう十分だと思った私は、この仕事を辞めてフルタイムのインディー開発者になることにしました。

最初のゲーム、『Home By The River』の開発には1年以上を費やし、Steamでリリースしました。商業的には失敗でしたが、技術的には成功したと思っています。そこから多くのことを学び、本作を作り始めたのです。貯金はかなり少なくなりましたが、幸いにも本作を発売することができ、Steamでの最初の2週間で1万本以上売り上げることができました。嬉しかったですし、何よりインディー開発者を続ける道が開けたのです。

一番好きなゲームですか…何度も繰り返し遊んでいるゲームはひとつもないので、なんとも言えませんね。最も驚かされたゲームは、オリジナル版の『Deus Ex』で、その没入感は今でも印象に残っています。

――本作の特徴を教えてください。また、そのアイデアはどのように思いついたのでしょうか?

Looqmaan本作は弾幕天国というジャンルにおいて、ユニークな入門作品です。私は『Vampire Survivors』をプレイするのが大好きで、このジャンルは自分で遊ぶのも開発するのもとても楽しいものだと気づきました。でも、しかし『Vampire Survivors』の真似はしたくありませんでしたし、私は鉄道に長く携わってきたので、独自のシステムを持つ独特のの弾幕天国ゲームを思いついたのです。私自身、ゾンビの大群を列車がぶっ放していくのを存分に楽しんでいましたし、ごく初期のプロトタイプの段階から、ゲームの核となるループが楽しいゲームを開発していることを実感しました。

――本作の開発にあたって影響を受けた作品はありますか?

Looqmaan本作は『Vampire Survivors』にインスパイアされていますが、そのクローンではありません。共通点は、この2つが弾幕ゲームであるということだけでしょう。本作は、前進か後退しかしない列車ゲームに適した独自のゲームシステムを持つようにデザインされています。

――本作の開発中に一番印象深かったエピソードを一つ教えてください。

Looqmaan最も印象的なエピソードは、本作について配信者たちに連絡してみたところ、そのうちの何人かがプレイし始めてくれたことです。何人かの著名なYouTuberが本作をプレイしてくれましたが、特にZ1 Gaming、Interndot、Blitz、ImCade、Real Civil Engineerには感謝しています。彼らは私のゲームを多くのゲーマーに披露し、そして多くの人が本作のデモをプレイし始めてくれたのです。デモのプレイ時間の中央値が25分を超えたのを見たとき、とても嬉しかったですね!配信者やSteam Next Festでの露出も相まって、1ヶ月で14,000人近くのウィッシュリストを獲得することができました。

――リリース後のユーザーのフィードバックはどのようなものがありましたか?特に印象深いものを教えてください。

Looqmaan最も素晴らしいフィードバックは、「列車の汽笛を鳴らすことができたらなぁ」と言ってくれたプレイヤーでした。そのフィードバックを見たとき、列車ゲームとしてはとても明白で基本的なことを見落としていたことに気づいたのです。もちろん、いつでも汽笛を鳴らせるようにすべきなのです。ですから、汽笛のキーをプレイヤーが必要なキーに割り当てられるように、キー再割り当てを実装しました。そのためにSteamの実績も作りましたよ。ゾンビの大群をぶっ飛ばし、列車の汽笛を鳴らすのは楽しいですよね!

――ユーザーからのフィードバックも踏まえて、今後のアップデートの方針について教えてください。

Looqmaan積極的にアップデートしており、2023年7月下旬に遺物をゲームに追加する大型アップデートを行ったばかりです。プレイヤーがステージを進んでいくと、廃墟となった倉庫が目に入り、それをクリックするとランダムなシナリオが表示され、遺物を得られる可能性があるのです。それを手に入れるかどうかはプレイヤー次第です。遺物はゲームのステータスを変化させ、そのほとんどはプラスとマイナスの効果があります。ラッキーな遺物の組み合わせで、プレイヤーの列車はめちゃくちゃなオーバーパワーになることもありますよ。

――本作の日本語対応予定はありますか?有志翻訳は可能ですか?

Looqmaan本作には適切な日本語翻訳が必要です。現在は機械翻訳があるだけで、あまり良いものではありません。幸いなことに、ロシア人のファンが積極的に本作をロシア語に翻訳してくれています。翻訳をお手伝いいただけるファンの方は、私のDiscordに参加し、Discordを通じて私に連絡していただけると助かります。私のサーバーはこちらになります。

――本作の配信や収益化はしても大丈夫ですか?

Looqmaanもちろんです。配信者の方が私のゲームをプレイしてくれるのはとても嬉しいですし、自由に動画を収益化してください。配信者にとって有用なアセットがあるかもしれないプレスキットはこちらです。

――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。

Looqmaanこの記事を読んでくださり、そして私のゲームを気にかけてくださり、ありがとうございます。

――ありがとうございました。

◆「注目インディーミニ問答」について
本連載は、リリース直後インディーデベロッパーメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に700を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。




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